大森立嗣監督:弟・南朋から連絡なし「そういう男なんですよ…」

東京都内で行われた会見に登場した大森立嗣監督
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東京都内で行われた会見に登場した大森立嗣監督

 第35回モスクワ国際映画祭(6月20~29日)で審査員特別賞を受賞した映画「さよなら渓谷」の大森立嗣監督が2日、東京都内で行われた会見に登場。同映画にも出演している弟の大森南朋さんにはメールで受賞の報告をしたといい「日本は夜だったから寝ていたらしくて数時間後に『やったね!』って返ってきました」と明かし、記者からその後のやりとりについて聞かれると「一切ないです!」とキッパリ。「そういう男なんですよ、あいつは」と話し、笑いを誘っていた。

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 「さよなら渓谷」は吉田修一さんの同名小説が原作。緑豊かな渓谷で起きた幼児殺害事件を発端に、とある夫婦の秘められた関係が浮かび上がる……というストーリー。映画は公開中。

 会見には主演女優の真木よう子さん、俳優の大西信満さんも出席し、トロフィーを前に受賞時の様子などを語った。大森監督は「(出国する際)税関でVIPルームに連れていかれたから、『おれファーストクラス?』って思ったけれどエコノミーだった」と嘆いていた。(毎日新聞デジタル)

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