女優の宮沢りえさんが5日、出演する舞台「盲導犬−澁澤龍彦『犬狼都市より−』」(6日から上演)について、共演の古田新太さん、小出恵介さんらとともに報道陣の取材に応じた。24年ぶりの上演で、劇中で色っぽい表情などを披露する宮沢さんは「毎回初日はドキドキするんですけど、今回はドキドキに加えて、ざわざわしていて」と明日の初日を前にした心境を告白。60、70年代のアンダーグラウンド演劇に憧れているという宮沢さんは、「(共演の)古田(新太)さんから『日本最後のアングラ女優』とお褒めの言葉をいただいたので、その言葉に恥じないように、狂気と愛と切なさをはき出したい。明日から全身アングラに染まります!」と宣言した。
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同作は、唐十郎さんが書き下ろし、1973年に蜷川幸雄さん演出で初演、89年に蜷川さんの演出で再演された。ファキイルと呼ばれる不服従の犬を探し求める盲人(古田さん)、鮮やかで危険な匂いが漂うヒロイン(宮沢さん)、少年(小出さん)ら登場人物たちのやりとりを描く。
「発見が怒濤(どとう)のように毎日あふれている」と充実の表情を浮かべた宮沢さんの一方で、小出さんは、「怪物のような先輩ばかりでへとへとです……」とポツリ。この日の演技についても、蜷川さんからダメ出しを受けたという小出さんは「古田さんにリポートを提出。とりあえず良をとります」と目標を話すと、古田さんは「今のところ可(とりあえず合格)」と厳しい評価を下していた。
また、もうすぐ夏休みということから、夏休みの思い出を聞かれた宮沢さんは「単純なんですけど、花火が大好きで。東京の花火大会を全部制覇したことがあります!」とにっこり。小出さんは「いろんな思い出があります。甘酸っぱい思い出も、塩っからい思い出もありますよ」とドヤ顔で語ると、同席した蜷川さんは「危ないなあ」と苦笑していた。「盲導犬」は、Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で6~28日に上演。(毎日新聞デジタル)
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