マンガ新連載:「かくりよものがたり」 “封神演義”作者が描く魂巡る物語

「週刊ヤングジャンプ」32号で連載がスタートした藤崎竜さんの新作マンガ「かくりよものがたり」のカラーカット(C)藤崎竜/集英社
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「週刊ヤングジャンプ」32号で連載がスタートした藤崎竜さんの新作マンガ「かくりよものがたり」のカラーカット(C)藤崎竜/集英社

 雑誌やウェブで始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。テレビアニメ化もされた「封神演義(ほうしんえんぎ)」や「屍鬼(しき)」などで知られる藤崎竜さんの新作マンガ「かくりよものがたり」が、11日発売の週刊ヤングジャンプ(集英社)32号で始まった。

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 「かくりよものがたり」は、「現世(あらわよ)」と呼ばれる人間界と「幽界(かくりよ)」と呼ばれる霊界を舞台に、自分の寿命と引き換えに人の魂の“黄泉(よみ)返り”と怨霊の“鎮魂”をつかさどる少女アメ姫と護衛役の少年サルタヒコの活躍を描く。巻頭カラーで掲載された第1話は、「卑弥呼」の予言を受け、東北地方の山中にある霊場「カミツヨミド」から東京へと向かったアメ姫とサルタヒコは、幕末の武士の怨霊と遭遇。その鎮魂に挑むが……という展開。(毎日新聞デジタル)

 ◇週刊ヤングジャンプ編集部 吉田幸司さん

 これは、現界(人の世界)と幽界(霊の世界)の境界で繰り広げられる少年と少女のはかなき運命の物語です。誰かのために生きる者という普遍的な格好良さに加え、キャラクターの掛け合いの楽しさとはかなさが今作の魅力です。また、神話・歴史をベースにしたストーリー・キャラクターにも注目していただければ。久しぶりの週刊連載に藤崎先生も気合十分ですので、ぜひ毎週ご覧いただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします!

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