警視庁捜査一課9係:初回視聴率15.2% 渡瀬恒彦主演の刑事ドラマ第8弾 第5シーズンに次ぐ好スター

ドラマ「警視庁捜査一課9係」主演の渡瀬恒彦さん=テレビ朝日提供
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ドラマ「警視庁捜査一課9係」主演の渡瀬恒彦さん=テレビ朝日提供

 俳優の渡瀬恒彦さん主演の刑事ドラマシリーズ第8弾「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)の初回が10日に放送され、平均視聴率は15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。2010年に放送された第5シーズンの初回視聴率が16.2%(同)でこれまで同作の初回最高記録だったが、それに次ぐ2番目の好スタートとなった。

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 「警視庁捜査一課9係」は、警視庁捜査1課の中でも、検挙率ナンバーワンを誇る9係の個性的な刑事たちの活躍を描く刑事ドラマ。それぞれ事情を抱えながらも、事件を前に一つにまとまり鮮やかに解決していく捜査官たちを描く群像劇として、06年から放送されている。今回は、渡瀬さん演じる加納倫太郎ら9係のメンバーの人間ドラマをより丁寧に描くとともに、事件のバリエーションも豊かに冒頭から最後までスピード感を盛り込むことで先の読めないストーリーを展開する。

 初回は、人気ベーカリーの女性オーナーが遺体で発見されるところから始まる。遺体は後頭部を金属バットで執拗(しつよう)に殴られており、犯人がなぜ後頭部にこだわったのか倫太郎(渡瀬さん)は疑問を持つ。捜査を進めるうち、被害者がDVを繰り返していた夫を3年前に金属バットで殴り殺し正当防衛で無罪が成立していたという過去が浮かび上がる……という展開だった。ドラマは毎週水曜午後9時放送。(毎日新聞デジタル)

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