注目ドラマ紹介:「なるようになるさ。」 橋田壽賀子16年ぶりの新作連ドラ

「なるようになるさ。」の制作発表会見に登場した(左から)舘ひろしさん、橋田壽賀子さん、浅野温子さん、泉ピン子さん
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「なるようになるさ。」の制作発表会見に登場した(左から)舘ひろしさん、橋田壽賀子さん、浅野温子さん、泉ピン子さん

 脚本家の橋田壽賀子さんの新作連続ドラマ「なるようになるさ。」が、TBSの金曜ドラマ枠で12日、放送をスタートする。橋田さんが連ドラ新作を手がけるのは、97年10月~98年3月放送の「番茶も出花」(TBS系)以来16年ぶり。現代の家族のあり方を問うホームドラマで、橋田さん脚本のドラマ出演が初となる俳優の舘ひろしさんと女優の浅野温子さんが、映画「まだまだあぶない刑事」以来8年ぶりに共演し、夫婦役を演じる。

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 ドラマは、「居場所を失った3人の若者と、子どもの独立で生きがいを失った夫婦の交流と再生」がテーマで、舘さんが演じるのは、子どもたちもそれぞれ結婚・独立し、定年を間近に控えた会社役員・長島大悟。その妻・綾役を浅野さん、綾の姉・邦役を、「渡る世間は鬼ばかり」でおなじみの泉ピン子さんが演じる。そのほか志田未来さん、「関ジャニ∞(エイト)」の安田章大さん、紺野まひるさんも出演する。また橋田さんが手がけたドラマでは初となる主題歌は、シンガー・ソングライターの指田郁也さんの新曲「バラッド」が起用された。

 第1話は、定年間近の会社役員・長島大悟(舘さん)は、三男・健(小澤亮太さん)の結婚披露宴を終え、妻・綾(浅野さん)に、ずっと子育てを任せっきりにしてきた罪滅ぼしに「会社を辞めて2人で旅行に出かけたい」と、心に秘めていた思いを伝える。しかし綾の答えは「これからは好きなことをさせてほしい。自宅を改装してレストランを始めたい」だった。なんとか考えを改めさせたいと、大悟は綾の姉で、実家で料理屋「にしき」を営む姉の邦(泉さん)にも相談するが、綾の勢いは止められず、着々と準備が進められていく……という展開。

 ドラマは12日スタートで、初回は午後9時からの2時間スペシャル。第2話以降は毎週金曜午後10時~同10時54分に放送する。(毎日新聞デジタル)

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