長谷川豊アナ:フジ退社後“初登場”に「緊張感」 意味深コメントも

フジテレビ退社後、初めて公の場に登場した長谷川豊アナウンサー
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フジテレビ退社後、初めて公の場に登場した長谷川豊アナウンサー

 4月にフジテレビを退社したフリーアナウンサーの長谷川豊さんが14日、東京都内で行われた映画「生贄(いけにえ)のジレンマ」(金子修介監督)の舞台あいさつの司会として、フリー転身後初めて報道陣の前に登場。「さまざまな事情から現在フリーアナウンサーをしております長谷川でございます。久しぶりに皆さんの前に出てくることができるということで、非常にいい緊張感を持っております」と笑顔であいさつした。

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 舞台あいさつには、出演者の須賀健太さん、竹富聖花さん、主題歌を担当した歌手のMay’nさん、金子監督も登場。映画では、主人公の高校生らがいけにえをささげないと自分が犠牲になってしまうという極限状態に追い込まれるが、May’nさんが「(自分だったら)偉い人は生贄にはしないですね」と語ると、長谷川アナは「下々からってことですね。会社ってそういうふうにできてますからねえ……」と意味深コメントも。21日に投開票を控えた参院選と映画のタイトルにちなみ、「もう、これ以上 生贄は作らせない!!」とのキャッチフレーズと自らの顔写真がデザインされた“選挙ポスター”も披露した。

 長谷川さんは、フジテレビのニューヨーク支局時代に、滞在費関連費用の不正使用があったとして業務規定違反で降格処分を受け、4月1日付で同局を退社。その後、開設したブログで、一部報道内容が事実と異なるとして反論し、さらに局内のことなどをつづり、注目を集めた。長谷川さんはフリー転向後の初仕事として同映画のプロモーション映像にも出演。退社後、講演会などへの出演はあったが、報道陣の前に姿を見せたのは今回が初めてとなる。

 「生贄のジレンマ」は、土橋真二郎さんの同名小説を映画「デスノート」シリーズの金子監督が実写化。卒業を控えた高校生たちが学校に閉じ込められ、生贄をささげなければ全員死ぬという命を懸けた究極のサバイバルゲームに巻き込まれていく……というストーリー。上・中・下からなる3部作で、DVDが8月2日に3作同時発売される。(毎日新聞デジタル)

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