SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第1話 再出発!集う麦わらの一味!
11月3日(日)放送分
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は「四百二十連敗ガール」(桐山なるとさん作、七桃りおさんイラスト)です。エンターブレインのファミ通文庫の長島敏介さんに作品の魅力を聞きました。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
−−この作品の魅力は?
ずばり、ヒロインである毒空木美也子(どくうつぎ・みやこ)のどストレートな愛情表現ですね。比較的、左ストレートですけど。あのコの分かりやすく素直なキャラクターが一番の魅力だと思います。
舞台であるデレ園こと聖シンデレラ学園は、美少女ならば誰でもウェルカム(!)な学園なので、ちょっと変わったコが多く、毒空木以外にも、面白く、もちろん超可愛い女の子がそろっています。彼女たちも必見です。あ、主人公のハルくんも、まあそれなりにそれなりな感じで見どころです。彼は勉強のしすぎで変になってしまったのかもしれませんな(褒めています)。
−−作品が生まれたきっかけは?
この作品は昨年の第14回「えんため大賞」(エンターブレインが小説やマンガなどの新人クリエーター発掘を目的に実施している賞)の大賞受賞作品です。著者である桐山先生の“こんな学校いいな、入れたらいいな”から生まれているのではないでしょうか。ということは、毒空木は彼の理想の“ヨメ”で、手島は理想の親友で、時宗さんが理想の保健委員で、リンコちゃんは理想の保健の先生ということになるので……。多分、この話は違いますね。そういえば、そんな話をしたことはなかったです。でも、ハルはちょっとご自身に似ているので、桐山先生も勉強のしすぎで変になってしまったのかもしれませんな(褒めています)。
−−作家さんとイラストレーターさんはどんな方でしょうか?
桐山先生は上で書いたようにハルにちょっと似ています。話していると、頭のいい人だなと思うことが多いですね。イラストレーターの七桃先生は、とても気さくな方です。毎回、いろいろご無理をお願いしてすみません(この場を借りて言わせていただきます!)。「四百二十連敗ガール」を七桃先生にお願いした理由は、色使いがとてもきれいで“デレ園のリアルすぎない、男の子の理想っぽい美少女たちをお願いしたい!”というのが決め手ですね。登場するのは、もちろんリアルな女子高生たちなんですけど。
−−編集者として、この作品にかかわって興奮すること、逆に大変なことについてそれぞれ教えてください
興奮するのは意外かもしれませんが、ピンチにおけるハルの“斜め上の発想”ですね。ハルは特別に何かができる男の子じゃないんですけど(あ、勉強はできますね)、女の子たちのために、体を張って踏ん張れるヤツなので、主人公っぽくていいなあと思ってます。
大変なのは女の子たちの特徴を出すところ。僕よりも著者とイラストレーターのお二人が大変だと思いますが、なんせ美少女ばっかりなもんで。
−−今後の展開は?
毒空木のことが分かると思います……。いろいろ。そしてハルにもなんかあると思います……。それなりに。
−−最後に読者へ一言お願いします。
毒空木みたいな超美少女に真正面から“好き好き”と言われたら、ぶっちゃけどうする! どうしたい!? 悩めるハルにシンクロしながらお楽しみあれ! 「四百二十連敗ガール」をよろしくお願いします。毒空木は本当にいいコだよ。
エンターブレイン ファミ通文庫編集部 長島敏介
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…
アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの松村沙友理さんが、6月9日発売のムック本「じゃらん酒旅BOOK 2022 保存版」(リクルート)の表紙に登場する。
アイドルグループ「乃木坂46」のデビュー10周年記念公式ムック「N46MODE(エヌヨンロクモード) vol.2」(光文社、5月10日発売)の裏表紙が5月5日、公開された。