アタックNo.1:ショートコメディーマンガで復活 主役は全日本の木村沙織選手

マーガレットで復活する「アタックNo.1 ~グラチャン編~」 (左から)江畑幸子選手、木村沙織選手、鮎原こずえ (C)浦野千賀子・TMS (C)亜月亮・集英社
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マーガレットで復活する「アタックNo.1 ~グラチャン編~」 (左から)江畑幸子選手、木村沙織選手、鮎原こずえ (C)浦野千賀子・TMS (C)亜月亮・集英社

 1960~70年代に大ブームとなった浦野千賀子さんのバレーボールマンガ「アタックNo.1」が、9月5日発売の少女マンガ誌「マーガレット」(集英社)19号で「アタックNo.1~グラチャン編~」として復活することが、このほど分かった。本編の熱血スポ根マンガとは異なるショートコメディーマンガで、主役は全日本女子バレーボールチームの新キャプテン・木村沙織選手。本編の主人公・鮎原こずえは、元全日本のキャプテンで木村選手たちの先輩という設定で登場する。

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 「アタックNo.1~グラチャン編~」は、11月12日に開幕するバレーボールの世界4大大会の一つ「ワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)2013」とのコラボ企画で、全5回の連載。木村選手のほかに、全日本女子チームから眞鍋政義監督や江畑幸子選手もマンガのキャラクターとして登場する。マンガは亜月亮さんが担当し、オリジナルのデザインを生かしたキャラクターになっている。

 原案・監修を務めた浦野さんは「鮎原こずえたちと実際の選手たちがコラボするということで、おもしろい作品になるといいなと思っています。昔の絵のタッチに近づけるのはとても大変かと思いますが、今から楽しみにしています」とコメントを寄せている。

 また、主役の木村選手は「アタックNo.1」を知っていたといい、「自分が出るというのは、不思議な感じです。自分がマンガになるのは初めてで、どんな感じになるのか楽しみ」と話し、「今のチームでロンドン五輪よりもいい成績を目指すというのが目標なので、グラチャンではもっといい色のメダルに届くよう、頑張っていきたいです」と大会への意気込みも語っている。

 「アタックNo.1」は1968年から70年に「週刊マーガレット」(集英社)で連載され、バレーボールブームを巻き起こしたスポ根マンガ。69年にはテレビアニメ化され、2005年には上戸彩さん主演でドラマ化もされた。

 なお、「グラチャン2013」は、11月12~17日に女子、19~24日に男子の試合が行われ、日本テレビでは日本代表の全試合を生放送する。(毎日新聞デジタル)

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