益岡徹:「ショーシャンクの空に」舞台化で意気込み 成河とW主演

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 日本で初めて舞台化される「ショーシャンクの空に」の制作発表会見が5日、東京都内で行われ、ダブル主演する俳優の益岡徹さん、成河(ソンハ)さんが登場した。益岡さんは「社会に絶望とか閉塞(へいそく)感を感じて生きている。それでも希望を持ちたい。そういう気持ちや精神を渇望していく姿勢が今の世の中で共感を呼ぶのではないか」と意気込みを語った。

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 益岡さんと初共演で、どんな劣悪な環境に置かれても希望を捨てない元銀行員のアンディーを演じる成河さんは「クールで何を考えているか分からない役。けれども表面的なクールさをなぞるのではなく、内心は何を考えてどんな熱いものがあったのかを最後の幕が下りるまで考え続けるのではないのかなと思う」と役柄について語った。

 「ショーシャンクの空に」は米作家・スティーブン・キングさんの中編小説「刑務所のリタ・ヘイワース」が原作。1994年に同名の米映画が公開されヒットを記録した。長い間、服役していたレッド(益岡さん)は、ショーシャンク刑務所で出会った元銀行家のアンディー(成河さん)とのある約束を思い出す……というストーリー。演出を河原雅彦さん、脚本を喜安浩平さんが手掛ける。

 会見には河原さんと喜安さんも出席した。舞台は11月2~10日のサンシャイン劇場(東京都豊島区)ほか大阪(11月16~18日)、福岡(11月23・24日)、名古屋(11月29日~12月1日)、松本(12月4日)で上演予定。(毎日新聞デジタル)

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