小学館ビル:人気マンガ家の豪華な“落書き”出現

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 9月2日から取り壊しが始まる東京都千代田区一ツ橋の小学館ビルに、「20世紀少年」の浦沢直樹さんや、「究極超人あ~る」のゆうきまさみさんら人気マンガ家25人が豪華な“落書き”を手掛けて話題となっている。同ビル1階の打ち合わせスペースの壁や柱、窓ガラスに描かれており、白山通りからガラス越しに眺めることができるため、期間限定の新名所となりそうだ。

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 小学館ビルは1967年に完成した地上9階地下3階の鉄筋コンクリート造り。東日本大震災を機に耐震強度を見直し、4度目の建て替えを進めている。落書き大会は週刊ビッグコミックスピリッツの編集部を中心に、最後に楽しい企画をと考えたのがきっかけ。

 描かれているのは、ピカチュウや「YAWARA!」の猪熊柔、「名探偵コナン」の江戸川コナンなどが描かれており、中には「グラゼニ」(講談社)や「ケロロ軍曹」(角川書店)など、出版社の枠を超えた絵も楽しめる。大きなものは1メートルあり、中にはマンガ家からの感謝の言葉、エールなどもある。

 “落書き”は外からガラス越しに眺められ、8月16日までは特別に午後8時まで室内を点灯して展覧する。取り壊し後の扱いは未定。(毎日新聞デジタル)

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