綾瀬はるか:「八重の桜」で純白ドレス姿に オダギリジョーと「ユニークで力強い夫婦に」

「八重の桜」で結婚式シーンの撮影を行った新島襄役のオダギリジョーさん(左)と八重役の綾瀬はるかさん=NHK提供
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「八重の桜」で結婚式シーンの撮影を行った新島襄役のオダギリジョーさん(左)と八重役の綾瀬はるかさん=NHK提供

 女優の綾瀬はるかさんが主演を務めるNHK大河ドラマ「八重の桜」の9月8日に放送される第36回「同志の誓い」で、綾瀬さん演じる八重とオダギリジョーさんが演じる新島襄の結婚式が描かれることが19日、分かった。劇中では史実通り、当時、日本では初めてだったプロテスタントの結婚式が描かれ、綾瀬さんが純白のウエディングドレスに身を包んだ写真も公開された。綾瀬さんは「実際のエピソードを通して描く2人の夫婦像が、これからの見どころになっていきます。男尊女卑の時代に、平等で対等、男女関係なく、よきパートナーとして歩いていく、ユニークで力強い夫婦の姿を楽しんで見ていただけたらと思います」とコメントしている。

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 一方のオダギリさんは、今後の見どころについて、「当時、キリスト教の学校を作るという大きな夢を追いかけていた襄にとって、八重さんは同じ夢を歩いてくれるかけがえのない同志でした。少し頼りない一面もある襄が、男性よりも力強くて信頼できる八重さんに引っ張ってもらう、そういう夫婦像も悪くないかな、と思います」と話している。

 また、内藤愼介エグゼクティブプロデューサーは、八重と襄の夫婦像について「襄の求める夫婦の条件は“ベストパートナー”。お互いの本質的な心の美しさにひかれ、恋愛感情を超えて高めあう関係です。『ジョー』『八重さん』と呼び合い、2人は風変わりな夫婦として歩み始めますが、それは今の時代にこそ共感される理想的な男女の関係かもしれません。明治という時代の中、新しい夫婦の形を存分にお見せいたします」と説明している。

 「八重の桜」は、福島県出身で戊辰(ぼしん)戦争の落日、会津の鶴ケ城に500人の女性たちと立てこもり、銃を持って戦ったことから“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれ、のちに同志社を創設した新島襄の妻となる山本八重(綾瀬さん)の生涯を描いている。9月8日放送の第36話「同志の誓い」では、同志社英学校の開校の日を迎えた襄と八重が結婚を果たす……という展開。NHK総合テレビで毎週日曜午後8時から放送中。(毎日新聞デジタル)

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