映画興行成績:「風立ちぬ」V6で興行収入80億円突破 「スター・トレック」は初登場3位 

「風立ちぬ」の一場面(C)2013 二馬力・GNDHDDTK
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「風立ちぬ」の一場面(C)2013 二馬力・GNDHDDTK

 26日に発表された24、25日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、スタジオジブリの宮崎駿監督最新作「風立ちぬ」が6週連続で1位を獲得した。土日2日間の成績は動員約23万7700人、興行収入約3億2100万円で、公開37日間の累計では動員640万人、累計興行収入80億円を突破した。J.J.エイブラムス監督がメガホンをとったSF超大作「スター・トレック イントゥ・ダークネス」は初登場3位。全国693スクリーンで公開され、約13万4300人を動員し、興行収入は約1億9700万円だった。

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 2位となったディズニー/ピクサーの「モンスターズ・ユニバーシティ」も累計興行収入80億円を突破した。6位には、タツノコプロの名作SFアニメ 「科学忍者隊 ガッチャマン 」を実写化し、俳優の松坂桃李さんが主演を務めた映画「ガッチャマン」が初登場。全国307スクリーンで公開され、約9万人を動員し、興行収入は約1億1600万円だった。

 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」は、2009年公開の「スター・トレック」の続編で、西暦2259年が舞台のSFアクション。艦隊士官ハリソンが復讐(ふくしゅう)のため突然、世界を危機に陥れる。それに対して若きリーダー、カークが率いるエンタープライズ号のクルーが立ち向かう……という内容。前作と同じ顔ぶれがそろうキャストのほか、悪役として、英国・BBCのテレビシリーズ「SHERLOCK シャーロック」でブレークしたベネディクト・カンバーバッチさんが出演し、話題を集めている。

 「ガッチャマン」は、21世紀の初め、謎の侵略者によって半分が壊滅状態に陥った地球で、人類は絶滅を回避するため、「石」と呼ばれる不思議な結晶体に望みをかける。「石」の力を引き出せる「適合者」は特殊エージェントとして強制的に訓練され、5人のチーム「ガッチャマン」が結成される……というストーリー。松坂さんのほか、綾野剛さん、剛力彩芽さん、濱田龍臣君、鈴木亮平さんがガッチャマンを演じる。(毎日新聞デジタル)

1位 風立ちぬ

2位 モンスターズ・ユニバーシティ

3位 スター・トレック イントゥ・ダークネス

4位 映画 謎解きはディナーのあとで

5位 ホワイトハウス・ダウン

6位 ガッチャマン

7位 ワールド・ウォーZ

8位 少年H

9位 ローン・レンジャー

10位 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒

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