2009年に「ミス・ユニバース」日本代表に選ばれ、その後、モデル業を中心にタレントや女優とマルチに活躍する絵美里さん。身長171センチ、バスト85センチ、ウエスト58センチ、ヒップ84センチという抜群のプロポーションに、明るく知的なキャラクター。まさに“女性の憧れ”的な存在の彼女に、美しさをキープするための日々のこだわりを聞いた。(毎日新聞デジタル)
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絵美里さんが、日常生活で一番大切にしていることは「睡眠」。「午後10時から深夜2時までのいわゆる“シンデレラタイム”にきちんと睡眠をとるようにしています。この時間に眠ると、翌日の化粧乗りもいいですし、心身ともにリセットされて健康でいられる。きっちり10時に寝ることができないときもありますが、なるべくその時間に眠るようにしています」と明かす。
また質のいい睡眠をとるために、「きちんと消化してから眠るよう、晩ごはんは就寝の3時間前に食べ終える」ようにしているのもポイント。食事の内容も「3食、バランスを考えていろいろなものを食べるようにしています」と話し、「実は私、お肉が好きなんです。もちろん、たんぱく質も大事な栄養源ですが、偏らないよう野菜や果物といったビタミンが豊富なものも取り入れます。仕事場で炭水化物や脂の多い食事が続いたときは、てんこ盛りのサラダを家で食べたりしますね」と日々、健康的な食生活を心がけているという。
美容についても「化粧水をコットンにしみこませて顔全体に張り付ける“化粧水パック”を毎日しています」と地道な努力を怠らない。だが、使用するスキンケア製品は高級なものではなく、あくまでドラッグストアで売っているような手ごろな価格帯のものだという。「化粧水パックは“ながら美容”で、私は毎日20分くらい半身浴をするんですが、そのときについでに。汗が出て毛穴が開くので、化粧水も肌にグングン入っていきます。時間がないときは、髪をドライヤーで乾かしながら化粧水パックするのもおすすめですね」と語る。
そんな絵美里さんが目指す体形は「ただやせているのではなく、ほどよく筋肉がついた引き締まった健康的な体」。そのために「食事制限はせず、きちんと食べて、その分、体を動かすことが大事」だという。
「もともと運動が大好き」な絵美里さん。さぞかしストイックなトレーニングをしているかと思いきや、意外と「無理やりはしない」のだとか。「週に2、3回くらいですかね。ジムに行ったり、近所を30~40分かけて5キロくらい走ったり。必ず毎日やるって決めると、途中で嫌になっちゃうと思うので、体と相談して。ストレッチも毎日するわけではなく、朝起きて肩がこっていたら肩周りをほぐしたり、夜寝るときに足が疲れていたらマッサージしてから足を中心に体を伸ばしたり」する程度だという。
絵美里さんは「日々の些細(ささい)な努力」を提唱しているという。「簡単なちょっとした努力で、体や肌質って変わると思うんですよ」といい、「『こういう女性になりたい』って目標を持つことも向上心につながると思う」と語る。
「たとえば具体的なロールモデルがあれば、その人に近づくために食事を管理したり、トレーニングしたり。それから充実した毎日を送るために、時間がなくても映画や美術館に行って好きな時間を過ごしたりすることも大切だと思います。私の周りでも輝いている女性って、日々の楽しみややりがいを感じて生きている人が多いんです。そういうことが、50、60代になっても輝いていられる秘訣(ひけつ)なのではないかと思いますね」とキラキラした瞳で話す。そして、「私は以前ウオーキングの講師をした経験があるんですが、食事面やトレーニング法など含めて女性がきれいになるためのお手伝いを将来的にできればと思います」と明かした。
次回は、絵美里さんの休日の過ごし方や趣味について聞く。
<プロフィル>
えみり。1984年6月16日生まれ、東京都出身。小学生から成城学園に通い、成城大学法学部を卒業。大学在学中からモデル活動を始める。2009年に「ミス・ユニバース」日本代表に選ばれ、その後はファッション誌やテレビ番組、広告などに出演。10年には連続ドラマ「ハンマーセッション!」(TBS系)で女優デビューを果たした。現在、情報番組「PON!」(日本テレビ系)のパネリストとして毎週火曜にレギュラー出演中。