俳優の岸谷五朗さんがこのほど、演出を務めるミュージカル「SONG WRITERS」の会見に登場し、同ミュージカルに出演する武田真治さんを「彼は最高のエンターテイナーです。芝居のジャンル・引き出しが多いので楽しいです」と絶賛した。会見には岸谷さん、武田さんのほかに、脚本の森雪之丞さん、出演する屋良朝幸さん、中川晃教さん、島袋寛子さんも出席した。
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「SONG WRITERS」は、岸谷さんと森さんが“全く新しい日本発のオリジナル・ミュージカルを作る!”という思いで手がけた作品。本場の世界観を表現したいという思いから、舞台はブロードウェーになったという。物語は“世界が驚愕(きょうがく)するミュージカルをつくるんだ!”と夢見る作詞家のエディ・レイク(屋良さん)と作曲家のピーター・フォックス(中川さん)が歌姫のマリー・ローレンス(島袋さん)に出会い、音楽ディレクターであるニック・クロフォード(武田さん)の後押しにより、夢に向かって前進するが……という展開。
岸谷さんは「ブロードウェーの作品っぽく仕上がっていると思います。日本人が演じる良さを重視したいです。ミュージカル好きにはたまらないと思います」とコメント。森さんは「最高のものが出来上がりつつあります。この世に100の悲しみがあっても、101個目の幸せをみんなで書き足す、そんなミュージカルです」と自信を見せた。
「SONG WRITERS」は、10月5~30日に日比谷シアタークリエ(東京都千代田区)、11月12日に愛知県芸術劇場(名古屋市東区)、11月16、17日に森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で上演される。(毎日新聞デジタル)