注目アニメ紹介:「境界の彼方」 京アニ新作はダークファンタジー

(C)鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会
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(C)鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会

 「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん!!」など多くのヒット作を送り出してきた京都アニメーションの新作「境界の彼方」が2日深夜から順次スタートする。第2回京都アニメーション大賞で奨励賞を受賞した鳥居なごむさんのライトノベル(KAエスマ文庫)が原作で、同賞小説部門受賞作としては「中二病でも恋がしたい!」「ハイ☆スピード」(アニメ版のタイトルは「Free!」)に続く3作目のアニメ化となる。特殊な能力を持つ一族の生き残りである少女と“不死身属性”の少年がともに戦うダークファンタジーだ。

ウナギノボリ

 高校2年生の神原秋人(かんばら・あきひと)はある日、屋上から飛び降りそうな少女・栗山未来(みらい)を見つける。未来は呪われた血を持つ一族の生き残りであり、その能力は“異界士”と呼ばれる人々の中でも異端とされていた。そして秋人はこの世ならざる存在・妖夢の父と人間の母との間に生まれた“半妖夢”だった。

 未来は人間に害を及ぼす妖夢と戦っていたが、ある事件がきっかけで妖夢が苦手になり、収入源が断たれていた。一方、秋人は正体を隠しながら放浪した末に、流れ着いた身。孤独な2人の出会いは、やがて異界士として名をはせる名瀬家の人々も巻き込み、世界を一変させていく。

 声優陣は、未来役が「きんいろモザイク」の種田梨沙さん、秋人役が「宇宙兄弟」のKENNさん。放送はTOKYO MX、ABC朝日放送ほか。(毎日新聞デジタル)

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