尾野真千子:長谷川町子役で“マチコ”つながりに「縁感じる」

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 女優の尾野真千子さんが10日、東京都内で行われた「サザエさん」の作者・長谷川町子の人生を描くスペシャルドラマ「長谷川町子物語~サザエさんが生まれた日~」(フジテレビ系)の会見に出席。オファーを受けた感想を聞かれ、「町子という名前に縁を感じた」と語った尾野さんは、「その後(台本を)読んでいくと、女系家族だったり、いろんなことが自分に重なることがあって縁を感じました。(役が)私に来てくれてありがとうって」と明かした。

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 会見には、長谷川町子の姉・毬子役の長谷川京子さん、妹・洋子役の木村文乃さんも出席し、本物の姉妹のような仲のよさを見せていた3人。現場で姉妹のように感じたエピソードを聞かれ、尾野さんは「昨日の(撮影で)アドリブで同じ『うーん』というのが一斉に出て、ちょっと(本物の姉妹に)近づいたのかな」と語り、長谷川さんは「2人はふざけあうんですけど、私はふざけられないんです。一番上のお姉ちゃんとして、そういうわけにはいかないと」と苦笑。木村さんは「行動がなんとなく似てくるんですよ。特に尾野さんと一緒に“わちゃわちゃ”やってることが多いんですけど、芝居以外のところで似てきたり……」と話していた。

 ドラマは、アニメ「サザエさん」(同局系)の放送45周年を記念して制作。長谷川町子のエッセーマンガ「サザエさんうちあけ話」が原作で、長谷川町子の戦前から戦後にわたる波乱の一生を描く内容。父の死、福岡からの上京、15歳でマンガ界の重鎮への弟子入り、義兄の戦死、「サザエさん」の誕生などが描かれる。ドラマについて、尾野さんは「のほほんとしているようで、実は苦労していているとか、『サザエさん』を見ているだけではわからなかった、そういう裏側を見てくれたら」とアピールした。

 「長谷川町子物語~サザエさんが生まれた日~」は11月放送予定。(毎日新聞デジタル)

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