川口春奈:39歳を演じる ヒントは「友近さんのコント」

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 女優の川口春奈さんが主演する連続ドラマ「夫のカノジョ」(TBS系)の制作発表会見が18日、神奈川県内で行われ、主要キャストが登場した。川口さんは、女優の鈴木砂羽さんが演じる39歳の女性と体が入れ替わってしまう20歳の派遣社員・山岸星見を演じる。演技について「(お笑い芸人の)友近さんのコントとかネットで見て(参考にし)ました」とお笑い好きならではの方法で演技の参考にしたことを明かし、鈴木さんを苦笑させた。

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 ドラマは垣谷美雨さんの小説が原作。川口さんが演じる星見は、早くに父親を亡くし、母一人子一人の家庭に育ち、大東亜製粉の営業部で派遣社員として働いている。上司の小松原麦太郎(田辺誠一さん)に指導を受けながら正社員試験の勉強をしているという役どころ。鈴木さんが演じる麦太郎の妻・菱子は夫の浮気を疑い、星見に会いに行き、もみ合う中、2人の体が入れ替わってしまう……というストーリー。

 川口さんは「友近さんの電話のオペレーターのコントを見ていた」といい、「あのくらいのハイテンション(な演技)は使えるんじゃないかなと思った」といい、「せかせかと主婦っぽいというか、砂羽さんの演技とリンクしている。自分の親よりは、砂羽さんや友近さんの演技を見ている方が勉強になる」と話した。一方、逆に中身が20歳の菱子を演じる鈴木さんは「なんせ私のボディーは41歳なんで大変ですよ。日々若いころを思い出しながらやるんですが、体力面は厳しい。この(ドラマの)スタッフは鬼で、毎日奮闘しております」と苦労を語ったが、「こういう役をいただけたことは役者としてうれしい。応援していただけたら」と笑顔でアピールした。

 会見には川口さん、鈴木さんのほか、麦太郎役の田辺さん、麦太郎の長男役の鈴木福君、長女役の大友花恋さん、星見の同僚役の古川雄輝さん、サプライズゲストとして、主題歌を歌う歌手のSerenaさんが登場。「ママが大好きな甘えん坊の小学3年生。毎日楽しく撮影してます」と話した福君は現場で踊っているといい、「デロデロの踊り。太陽が出ろ出ろって踊ったら、本当に出たんですよ!」ダンスを披露して、会場を盛り上げた。ドラマは24日スタートで毎週木曜午後9時に放送。初回は15分拡大版となる。(毎日新聞デジタル)

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