三代目JSB・登坂広臣:映画初出演で能年の相手役に抜てき 「全力で気持ちを注ぐ」

映画「ホットロード」に出演する三代目 J Soul Brothersの登坂広臣さん(左)と登坂さんが演じる不良少年の春山洋志 (C)紡木たく/集英社文庫<コミック版>
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映画「ホットロード」に出演する三代目 J Soul Brothersの登坂広臣さん(左)と登坂さんが演じる不良少年の春山洋志 (C)紡木たく/集英社文庫<コミック版>

 ボーカル&ダンスグループ「三代目 J Soul Brothers(JSB)」の登坂広臣さんが、女優の能年玲奈さん主演で人気マンガが実写映画化される「ホットロード」に、能年さん演じるヒロイン・宮市和希が引かれる不良少年・春山洋志役で出演することが29日、明らかになった。登坂さんは今回が映画初主演で「春山という原作者の紡木たく先生、読者の皆さんの思い入れの強い存在に自分を抜てきしていただけたことに深く感謝しています」と語り、「自分のできることを全力で気持ちを注いで、精いっぱい頑張らせていただきたいと思います」と意気込んでいる。

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 映画は、月刊マンガ誌「別冊マーガレット」(集英社)の1986年1月号~87年5月号に連載され、コミックス全4巻の累計発行部数は700万部を突破するなどの人気を呼んだ紡木さんの少女マンガが原作。自分が望まれて生まれてきたわけではないことに心を痛めていた少女・和希と、夜の湘南で出会った暴走族の少年・春山との“純愛”を描く。映画「ソラニン」(2010年)、「僕等がいた(前編・後編)」(12年)の三木孝浩監督がメガホンをとり、脚本は吉田智子さんが担当する。

 原作者の紡木さんは、出演の能年さんと登坂さんについて、「このお2人でなければ映像化はありませんでした」とコメントを寄せ、三木監督は「時を超えて今なお強烈な光を放ち、愛され続けている伝説の原作を映像化できる喜びに身震いしています。痛いほど純粋で、心揺さぶられるこのむき出しの愛情の物語を心を込めて、まっすぐに描きたいと思います」と語っている。映画は14年夏に公開予定。(毎日新聞デジタル)

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