釈由美子:「ドクターX」で米倉と8年ぶり美脚共演 女帝役で“黒革バトル”再び

テレビ朝日提供
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 女優の釈由美子さんが、11月7日に放送される米倉涼子さん主演のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第4話に銀座の高級クラブの“女帝”の四条留美子役でゲスト出演することが31日、分かった。釈さんが、米倉さんと共演するのは2005年7月放送の「黒革の手帖スペシャル~白い闇」(同)でライバルのホステス役を演じて以来、約8年ぶり。釈さんはミニスカートやドレス姿で美脚を披露し、“黒革の手帖”を手に登場するほか、米倉さんが釈さんの胸に手を当て、心臓マッサージをするシーンもあるという。

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 釈さんは「米倉さんの印象は全然変わっていませんね。年月を経ても美しさは変わらず、思わず美容情報を聞いたりしちゃいました。米倉さんの心臓マッサージは、ちょっとドキドキ(笑い)。お芝居では意識を失っているんですけど、米倉さんの手が胸に当たるじゃないですか。それが、なんだかうれしかったです(笑い)」と米倉さんとの共演を喜んでいる。

 「ドクターX」は、2012年10月期に放送され、最終回に同年の民放ドラマ最高の平均視聴率24.4%(同)を記録した医療ドラマの続編。天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く、米倉さん演じるクールで型破りな外科医・大門未知子を通して医療現場を描く。今回は、前作の帝都医科大学付属病院・第3分院から“巨大組織のトップ”本院に舞台を変え、西田敏行さん、藤木直人さん、三田佳子さんら新キャストも出演している。

 釈さんが演じる留美子は、銀座のクラブ・中園のママで、政財界や芸能界、スポーツ界、医学界にも太いパイプを持つ“女帝”。“黒革の手帖”を所持し、ドクターたちがおびえる数々の黒いウワサを握っており、西田さんが演じる蛭間教授を、公の場であっても「蛭ちゃん」と呼ぶ。第4話は、帝都医大を訪れた留美子が、大門を銀座・カルテのママと間違える場面からスタートし、留美子にガンが見つかる……という展開。

 釈さんは、役どころについて「台本を読んで、あのころを思い出しました(笑い)。『黒革の手帖』でのクラブ『カルネ』が、今回は『カルテ』になっていたりして、面白いですよね。相変わらず、米倉さんが私の一歩上を行くような役どころで、それも懐かしくてうれしかったです。ホステス役は『黒革~』以来です。あのときは完全な悪女だったので、苦しみながら演じていましたが、今回はノリノリで楽しんでいます」と話している。

 また、米倉さんは第4話について「台本を読んだ時は正直、『こんな悪ふざけをしていいのかしら?(笑い)』と思いましだけど、同じテレビ局でヒットした作品と認めてもらったからこそできることだし、遊びの要素も知る人が楽しんでくれればいいこと」と話し、釈さんとの共演について「『黒革~』での釈さんとの共演時は、私もまだ20代。ずいぶん前のことのように感じます。今の釈さんは髪が短いので、逆に幼くなった印象がありましたが、ホステスとしての貫禄はたしかに出てきたかも(笑い)。『黒革~』を見ると、私もまだうぶでしたもんね(笑い)」とコメントを寄せている。(毎日新聞デジタル)

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