ロバート・デ・ニーロ:18年ぶり日本のバラエティーに出演 スマスマで日本食満喫

11日放送の「SMAP×SMAP」に出演するロバート・デニーロさん
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11日放送の「SMAP×SMAP」に出演するロバート・デニーロさん

 米俳優のロバート・デ・ニーロさんとトム・ハンクスさんが、11日午後10時から放送されるバラエティー番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)に出演することがこのほど、明らかになった。SMAPのメンバーがゲストに料理を振る舞う人気コーナー「ビストロSMAP」に登場する。デ・ニーロさんが日本のバラエティー番組に出演するのは、1995年2月9日放送の「笑っていいとも!」(同)以来、18年ぶり。既に収録を終えており、デ・ニーロさんは「日本食が大好きなので日本食を」とオーダー。試食の時間では「乾杯」と「おいしい」を繰り返し、終始笑顔を見せるなど番組を満喫したという。

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 今回、最新主演映画「マラヴィータ」(15日公開)を携え、6年ぶりの来日となったデ・ニーロさん。「ビストロSMAP」への“来店”理由を「とてもおいしいものを作ってくださると聞いてやってきました。NOBUからの推薦もあってね」と、ニューヨークやロス、東京で展開する日本食レストラン「NOBU」の共同経営者・松久信幸さんから勧められたことを明かした。

 また俳優として、作品のためなら文字通り身を削ることをいとわないことで有名なデ・ニーロさんは、「ゴッドファーザー」でマフィアを演じるため、実際にシチリアに移り住み、役になりきるため体重を一気に27キロ増やしたり、髪を抜いたりしたといった逸話も紹介。「キャラクターを演じる以上はしっかり入れこみたい。どうすべきか、コップの持ち方一つ考えたい」と静かに語るデ・ニーロさんを前に、SMAPのメンバーも感動しきりだったという。

 一方、ハンクスさんは“Hello! I’m Tom Hanks”とにこやかにあいさつし、通訳の戸田奈津子さんを「お母さんを連れてきてしまった」と紹介したり、冒頭からコミカルなキャラクターを全開。「日本食を」とオーダーしながら「今日初めて食べる食事なのでしっかり食べたいです。旬なもの、フレッシュでシェフのお得意なもの、そして……ピザ!」とスタジオを笑わせた。

 さらに、青のシェフのコスチューム姿の稲垣吾郎さんに対し、突然「僕はブルーが嫌い」と言い始め、のけものにしようとしたりするなど終始ノリノリ。そんなハンクスさんの一挙手一投足に「映画で見たことがある」と稲垣さんも感激。また番組では、ハンクスさんの出演作品を、本人にエピソードをうかがいながら鑑賞するコーナーも用意され、SMAPのメンバーが「ダ・ヴィンチ・コード」の面白さについて話していると、ハンクスさんが「実はルーブルで……」と語り始め、とっておきのエピソードも披露された。

 ビストロSMAPは、木村拓哉さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんが二つのチームに分かれ、ゲストの指定した食材を使って料理を作り、その出来栄えにゲストが優劣をつけるというコーナー。中居正広さんは「オーナー」としてMCを担当している。これまでにウィル・スミスさん(03年)、リチャード・ギアさん(05年)、ニコラス・ケイジさん(07年)、ハリソン・フォードさん(08年)、トム・クルーズさん(09年)らハリウッドを代表する大物俳優も出演した。

 デ・ニーロさんとハンクスさんが出演する「SMAP×SMAP」は、11日午後10時~同54分に放送。(毎日新聞デジタル)

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