ARIA:「進撃の巨人」人気で発行部数一気に5倍

月刊マンガ誌「ARIA」2014年1月号の表紙
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月刊マンガ誌「ARIA」2014年1月号の表紙

 講談社は、28日発売の月刊マンガ誌「ARIA」2014年1月号について、発行部数を通常の約5倍に増やすことを明らかにした。同号で連載が始まる人気マンガ「進撃の巨人」スピンオフ作「進撃の巨人 悔いなき選択」の人気を見越した処置で、雑誌発行部数右肩下がりの“出版不況”の中の5倍増は異例。

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 同誌は、ファンタジーやSF、ホラー、戦国ものなど、さまざまな“非日常”的な作品を掲載する2010年創刊の月刊マンガ誌。新連載「進撃の巨人 悔いなき選択」は、プロローグを今年11月号に掲載したところ1週間で完売し、再掲載した12月号も完売のうえ重版するほどの人気となった。日本雑誌協会によると、同誌の7~9月の月間発行部数は1万3600部で、1月号は創刊以来、最多発行部数となる。

 「進撃の巨人 悔いなき選択」は、原作を諫山創さん、ストーリー原案を砂阿久雁さん、作画を駿河ヒカルさんが担当し、本編の人気キャラクター・リヴァイの過去を描く物語。プロローグでは、王都の地下街で窃盗団を率いていたリヴァイと、調査兵団分隊長・エルヴィンの出会いが描かれている。新連載スタートの1月号では表紙と巻頭カラーを飾り、駿河さん描き下ろしのクリアファイルが付録となっている。コミックス第1巻は14年4月に発売の予定。(毎日新聞デジタル)

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