宮川匡代さんの大ヒット少女マンガ「ONE−愛になりたい−」が、2014年1月15日発売のマンガ誌「月刊YOU」（集英社）14年2月号で、26年ぶりに続編がスタートすることが15日、明らかになった。続編では、当時高校生だったヒロインのさちよと相手役の拓実が大人になり、2人が織りなすラブストーリーが描かれる。

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　「ONE−愛になりたい−」は、月刊マンガ誌「別冊マーガレット」（集英社）1986年5月号～1988年8月号に連載され、コミックス7巻で累計発行部数640万部を超えた人気作品。家庭の事情でいとこの家で暮らしている、水泳部に所属している高校1年生のさちよと拓実の恋愛模様を描いた。

　15日に発売された「月刊YOU」12月号では、12月14日発売の2014年1月号で続編が“プレスタート”することが予告されており、描き下ろしのプロローグと特集記事を掲載する予定。続編復活の理由について、同誌の木原陽子編集長は「80年代に発表された作品ですが、主人公・さちよのひたむきさ、いちずさは今の時代にこそ求められているキャラクター像だと感じています」と分析し、「宮川先生も登場人物たちの新しい歴史を作る意気込みで、取り組んでいただいています」とコメントしている。（毎日新聞デジタル）