イラストレーターで作家のリリー・フランキーさんが17日、ショッピングセンター「アーバンドック ららぽーと豊洲」(東京都江東区)で行われたイベント「TOKYO ICHIBA NOW!~考えてみよう 築地と豊洲のこと~」に登場。イベントは、2015年中に築地市場が豊洲へ移転することから、築地と豊洲のことを考えてもらおうと企画されたもので、この日、タレントの大桃美代子さんとトークショーを行ったリリーさんは、移転後の再開発について「人が集まるようになってくれれば。有効利用してほしい」とコメント。自ら「カジノがいい」と提案したリリーさんだったが、「あんなとこにカジノができたら、俺、3日で破産しますよ、たぶん。すぐ行っちゃうから」とユーモアたっぷりに話していた。
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この日は天気に恵まれ、イベントには多くの親子連れが参加していたが、リリーさんは「久しぶりに日にあたった。いつもこの時間は寝ている」と苦笑い。ステージ上には、東京中央卸売市場の「TOKYO ICHIBA PROJECT」のキャラクター・イッチーノのパネルが設置されていたことから、「これ俺に書かせてもらいたかったな」と話し、水色のイッチーノについて「顔色が良くない。子供は黄色が好きなので、黄色にした方がいい」とダメ出ししていた。
「TOKYO ICHIBA NOW!~考えてみよう 築地と豊洲のこと~」は、築地市場の豊洲への移転に向けて、中央卸売市場の機能や役割を再発見・再認識してもらうための東京都中央卸売市場のプロジェクト「TOKYO ICHIBA PROJECT」の一環で行われた。「考えてみよう 築地と豊洲のこと」をテーマに、市場で働く人々をはじめ、「おさかなマイスター・アドバイザー」など食の資格を多数持つ大桃さんら市場に関わりのあるタレントや専門家が登場し、トークライブが行われた。また、模擬せり体験などのイベントや築地市場や豊洲新市場の概要を展示した展示コーナーも用意された。(毎日新聞デジタル)