市村正親:仲間由紀恵ら劇場版アニメ「ジョバンニの島」で声優挑戦 豪華キャスト発表

劇場版アニメ「ジョバンニの島」で声優を務める(上段左から)市村正親さん、仲間由紀恵さん、柳原加奈子さん、ユースケ・サンタマリアさん、(下段左から)犬塚弘さん、八千草薫さん、仲代達矢さん、北島三郎さん(C)JAME
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劇場版アニメ「ジョバンニの島」で声優を務める(上段左から)市村正親さん、仲間由紀恵さん、柳原加奈子さん、ユースケ・サンタマリアさん、(下段左から)犬塚弘さん、八千草薫さん、仲代達矢さん、北島三郎さん(C)JAME

 俳優の市村正親さん、女優の仲間由紀恵さんらが2014年2月公開予定の劇場版アニメ「ジョバンニの島」で声優を務めることが18日、明らかになった。1945年の北方四島における実話を基に、ソ連軍の進駐によって引き起こされる島民たちの過酷な運命を描いた感動長編で、すでに出演が決定している北島三郎さんに加え、柳原可奈子さん、ユースケ・サンタマリアさん、仲代達矢さん、八千草薫さん、犬塚弘さんら豪華キャストが声優を務めることも発表された。

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 主人公の少年・純平と弟・寛太の父親・瀬能辰夫役を務める市村さんは「僕も2児の父なので、主人公兄弟を自分の息子たちに置き換えてみたり、あるいは自分の子供のころを思い出したりして演じました。厳格な父親である辰夫と自分は、実は正反対。役作りは苦労しましたが、過度な表現をせず、僕らしさをだせるように努めました」とコメント。辰夫の幼なじみで小学校の教師・佐和子を演じる仲間さんは「戦争が子供たちにもたらす非情さを、改めて映画を通して感じることができました」と話している。

 「ジョバンニの島」は1945年、北方四島の色丹(しこたん)島が舞台。10歳の純平と7歳の寛太は、父親の辰夫と祖父の源三とともに、この島で暮らしていたが、ソ連軍が進駐し、島民たちは混乱と不安に陥り、兄弟の通う学校にも軍靴の音が響きわたり……。やがて訪れる家族との別れ、ロシア人少女との淡い初恋など、幼い兄弟が戦後を生き抜く姿を描いていく。14年2月22日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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