マンガ新連載:「進撃の巨人 悔いなき選択」 リヴァイの過去描くスピンオフ

月刊マンガ誌「ARIA」2014年1月号の表紙
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月刊マンガ誌「ARIA」2014年1月号の表紙

 雑誌やウェブで始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。テレビアニメも大ヒットを記録した人気マンガ「進撃の巨人」のスピンオフ作品「進撃の巨人 悔いなき選択」が、28日発売の月刊マンガ誌「ARIA」(講談社)2014年1月号で始まった。

ウナギノボリ

 「進撃の巨人」は、諫山創さんが09年9月から月刊マンガ誌「別冊少年マガジン」(同)で連載している人気マンガ。圧倒的な力を持つ最大約50メートルの巨人たちを相手に、人類が絶望的な戦いを挑む姿を描いたダークファンタジーで、4月からテレビアニメがMBS、TOKYO MXなどで放送されている。

 「進撃の巨人 悔いなき選択」は、原作を諫山創さん、ストーリー原案を砂阿久雁さん、作画を駿河ヒカルさんが担当し、本編の人気キャラクター・リヴァイの過去を描く物語。第1話「自由の翼」は、王都の地下街で窃盗団を率いていたリヴァイが、エルヴィン・スミス率いる調査兵団に捕まり、罪を問わない代わりに調査兵団に入団するよう取引を強いられる……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

 ◇ARIA編集部

 諫山創先生の原作「進撃の巨人」の中で、決断に迷う主人公・エレンにリヴァイが語りかけるシーンがあります。

 「オレには わからない ずっとそうだ……自分の力を信じても……信頼に足る仲間の選択を信じても……結果は誰にもわからなかった……だから……まぁせいぜい……悔いが残らない方を自分で選べ」

 「進撃の巨人 悔いなき選択」では、その考えに至る一端となったリヴァイの過去にスポットが当たります。「王都のゴロツキ」だったリヴァイは、いかにして「人類最強」と呼ばれるようになったのか。また、若き日のエルヴィンとの出会いや、2人が信頼関係を築くきっかけも描かれていきます。

 マンガを担当する駿河ヒカル氏は本作が初の連載作品となりますが、原作のリヴァイという圧倒的なキャラクターと世界観、砂阿久雁氏の息もつかせぬシナリオに得た感動を、そのまま読者の方に届けてくださることと思います。ぜひ、毎号の展開を楽しみにしていただければ幸いです。

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