マンガ「釣りバカ日誌」の原作者・やまさき十三さんが初監督を務めた「あさひるばん」の公開を記念して、元高校球児限定試写会が東京都内でこのほどに開催された。高校球児だったという設定の主人公たち3人と同じく高校野球経験者と女子マネジャー経験者を抽選で招待して開かれた試写会では、本編上映前に元高校球児だったやまさき監督が登場してトークショーが行われた。やまさき監督は撮影秘話や高校球児時代のエピソードを当時の写真とともに披露。「高校1年生のときに甲子園に出たのですが、僕はベンチ外補欠として甲子園へ行きました。(甲子園の土を)踏んだというのはうそではないです」と話し、会場を沸かせた。
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「あさひるばん」は、その名字から「あさ・ひる・ばん」と呼ばれていた「浅本」「日留川」「板東」の元高校球児3人が、30年ぶりに故郷で再会したことで繰り広げられる人情コメディー。主人公の元高校球児役に俳優の國村隼さん、板尾創路さん、山寺宏一さんがふんし、高校時代のマドンナ役は女優の斉藤慶子さん、マドンナの娘役は桐谷美玲さんが演じている。映画「釣りバカ日誌」で主人公のハマちゃんこと浜崎伝助を演じる西田敏行さんも出演する。
トークショーでは会場からも高校球児時代の思い出話が多数発表されたが、やまさき監督が意外なことで当時新聞に載った出来事を明かす。「1回戦で目を腫らしてしまったレギュラー選手の目を交代で冷やしていたのですが、僕の当番が終わり眠ろうとしたら、泥棒に気付き取っ組み合いになり、パトカーも来て大騒ぎになりました。翌日、地元新聞のスポーツ面では1回戦勝利を伝える下に“補欠の山崎くんも大活躍”と載り、補欠というのに痛く傷つきました」と話して観客を笑わせた。
最後にやまさき監督は「(映画は)3人組が大人になって、少し人生がうまくいっていないときにマネジャーの病を機に故郷へ戻り、昔の仲間と会うことで少し元気になって頑張るかという話。俳優さん、スタッフさん、そして郷土・宮崎の人たちのお力を得て、ほっこりというかホットな作品に仕上がったと思います」と見どころを語った。映画は11月29日から公開中。(遠藤政樹/毎日新聞デジタル)
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