俳優の松平健さんが、11日に放送される俳優の堺雅人さん主演の連続ドラマ「リーガルハイ」（フジテレビ系）第9話に再びゲストとして出演することが4日、分かった。演じるのは、第1話で登場した小雪さん演じる安藤貴和の裁判を担当する主任検事の醍醐実役。松平さんは「1話で初めて堺さんと芝居をしたときは、テンポの速さにとても驚きましたが、とても楽しい撮影でした。今回の9話でもやりあえるので、今から楽しみにしています」と意気込みを語っている。

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　松平さん演じる醍醐は、法廷で一度も負けたことのない古美門に初めて土をつけたベテランの実力検事。その一方で、醍醐の周囲は常に凍えるほどに冷え込み、いつもせき込みながら、「私は長くは生きられそうにない」「死期が迫っている」などと言うが、健康体というユニークなキャラクター。松平さんは「ちょっと変わった風ぼうをしていますが、とても正義感が強く、日本から犯罪を何としてもなくす強い意志の持ち主」と紹介し、「演じる上では、病的に見せなければいけない点に気をつけています」と話した。堺さんの印象については、「本当にまじめに芝居に取り組んでいらっしゃると思います」と明かしていた。

　第9話で、古美門研介（堺さん）と黛真知子（新垣結衣さん）がついに貴和の公判初日を迎える。最高裁で醍醐と対峙（たいじ）するが、黛は高等検察庁にいたはずの醍醐があまりにもタイミングよく最高検察庁に異動していることに不安を抱く。古美門自身は好都合だと強がるが……。ドラマは毎週水曜午後10時放送。（毎日新聞デジタル）