桑田佳祐:4年ぶりAAAソロライブ「ひとり紅白」第2弾をWOWOWで放送

桑田佳祐さんが開催した「第二回ひとり紅白歌合戦」の様子
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桑田佳祐さんが開催した「第二回ひとり紅白歌合戦」の様子

 歌手の桑田佳祐さんが今月4日にパシフィコ横浜・国立大ホール(横浜市西区)で開催したライブ「Act Against AIDS 2013 桑田佳祐 『昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦』」の最終公演の模様が、8日にWOWOWで放送されることが明らかになった。同ライブは桑田さんにとって4年ぶりの「Act Against AIDS(AAA)」ライブで、11月30日と今月1、3、4日の4日間にわたって開催し、合計約2万人を動員した。

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 AAAは1993年からスタートしたエイズ啓発活動で、毎年12月1日の「世界エイズデー」には日本全国でアーティストによるボランティアコンサートが開催されている。桑田さんは、開始時からさまざまな形で携わっており、これまで15回に及ぶAAAコンサートに参加してきた。今回は2009年の「チャラン・ポランスキー監督・脚本・主演『男はしたいよ』」以来、4年ぶりのAAAライブで、08年に開催した「ひとり紅白歌合戦」の第2弾。タイトル通り、数々の名曲を白組、紅組に分け、桑田さんが一人で交互に歌う。

 ライブは白組「東京ラプソディ」(藤山一郎さん)、紅組「銀座カンカン娘」(高峰秀子さん)さんからスタートし、イルカさんの「なごり雪」、坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」などを熱唱。さらに、沢田研二さんの「TOKIO」ではパラシュートを背負い空中遊泳を披露し、本編最後は、レディー・ガガさんの「Born This Way」を、90歳のおじいさん「ジジイ・ガガ」となって歌い、会場を盛り上げた。

 アンコールでは、今年亡くなったマンガ家のやなせたかしさん、歌手の島倉千代子さんを悼み、「アンパンマンのマーチ」と「愛のさざなみ」を歌い上げ、美空ひばりさんの「川の流れのように」では巨大衣装をまとうなど、約4時間で55曲、桑田さんらしいエンターテインメント要素もたっぷりのステージとなった。

 「Act Against AIDS 2013 桑田佳祐 『昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦』」は、8日の午後9時からWOWOWライブで放送される。(毎日新聞デジタル)

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