東京の新名所として人気を集めている「東京スカイツリー」(東京都墨田区)の来場者数が6日、1000万人を突破した。12年5月の開業から約1年半での大台到達となった。1000万人目の入場者となったのは、岐阜市から来場した土田雅昭さん(42)一家で、初めてスカイツリーに来たという雅昭さんは「(1000万人目に)どっきりかと思った」と驚き、長女の奈々さん(10)は「自慢したい」と喜んだ。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
1000万人を突破したのは、地上350メートルにある展望台「天望デッキ」の入場者で、この日、天望デッキで開催された1000万人達成のイベントでは、公式キャラクターのソラカラちゃんや東武タワースカイツリーの伊藤正明社長が土田さん一家に花束や記念品を贈呈したほか、写真撮影なども行った。
東京スカイツリーは、634メートルという世界一の高さを誇る自立式電波塔で、放送施設のほか、商業施設や二つの展望台「天望デッキ」「天望回廊」などを備える。国内外から多くの観光客が集まる人気スポットとなり、さまざまな関連グッズも登場するなど、地域の活性化にも貢献している。スカイツリータウン全体の来場者は9月末の段階で約6530万人となっている。(毎日新聞デジタル)