9日に発売される諫山創さんの人気マンガ「進撃の巨人」(講談社)のコミックス12巻の初版発行部数が初めて200万部の大台を突破し、約220万部に達することが分かった。今年発売されたコミックスの中で、初版発行部数が200万部を超えたのは、累計3億部の大ヒット作「ONE PIECE(ワンピース)」(集英社)と同作の2作品のみ。わずか4万部からスタートした意欲作が、4年足らずで50倍以上の“快進撃”をみせた格好だ。
ウナギノボリ
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今年、発売されたコミックスのうち、初版発行部数が100万部を超えた作品には「NARUTO −ナルト−」「黒子のバスケ」「暗殺教室」(すべて集英社)、「銀の匙 Silver Spoon」(小学館)などがあるが、200万部以上の作品は「進撃の巨人」と約400万部の「ONE PIECE」の2作品のみ。「進撃の巨人」は、10年3月に発売されたコミックス1巻の初版発行部数はわずか4万部だったが、口コミで人気を集め、同年12月にはデビュー作としては異例のスピードで累計100万部(1、2巻)を突破。さらに、累計発行部数は昨年12月に1000万部(1~9巻)、今年6月に2000万部(1~10巻)を突破するなど着実に売り上げを伸ばしてきた。9日に発売される12巻の初版発行部数は約220万部で、シリーズ累計発行部数は約2800万部。関連書籍を含めると約3000万部になる。
「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ最大約50メートルの巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いを挑む姿を描いた作品で、先の読めない展開が話題になっている。諫山さんのデビュー作で、09年9月に月刊マンガ誌「別冊少年マガジン」(同)の創刊タイトルとして連載をスタート。4~9月に放送されたアニメ版もヒットし、これを受けた形で、原作コミックスも売り上げが急上昇した。
アニメのオープニング曲「紅蓮の弓矢」を手がけた音楽ユニット「Linked Horizon」が大みそかに放送される「第64回NHK紅白歌合戦」に初出場することが決定したほか、樋口真嗣監督で実写映画企画が再始動したことも話題になっている。また「少年シリウス」で連載中の「進撃の巨人 Before the fall」 や、「ARIA」で連載中の「進撃の巨人 悔いなき選択」などスピンオフも人気を集めている。(毎日新聞デジタル)
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