西島秀俊:3年半ぶりに「チーム・バチスタ」に“凱旋” 念願のドクターヘリで登場

関西テレビ提供
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 俳優の西島秀俊さんが、2014年1月からスタートする連続ドラマ「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮(らでんめいきゅう)」(関西テレビ・フジテレビ系)の第1話にゲスト出演することが10日、明らかになった。10年4月期放送のシリーズ第2作「ジェネラル・ルージュの凱旋」以来、約3年半ぶりのシリーズ再登場となる西島さんは「個人的に思い入れのある速水晃一をまた演じることができて、すごくうれしい。本当に団結したいいチームなので、ご一緒できるのはすごく幸せ」と喜びを語っている。

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 西島さん演じる速水は、患者を救うためには手段を選ばない天才救命医。「ジェネラル・ルージュの凱旋」の最終回では病に侵され、治療のために勤めていた東城医大病院から遠方の病院に赴任していたが、今回は、速水がかねて導入したいと考えていたというドクターヘリで、伊藤淳史さん演じる“人のいい心療内科医”田口公平と仲村トオルさん演じる厚生労働省の“変人官僚”白鳥圭輔のコンビの前にダイナミックに登場するという。

 本物のドクターヘリを使っての撮影に西島さんは「(1回目のテークは)ヘリの爆風ですごい砂ぼこりで、こりゃNGだなと思った」と苦笑いで振り返りながらも、「ついに速水の夢がかなったということで、うれしい」とにっこり。ひさびさの「バチスタ」の現場となったが、「衣装を着てこのチームに入ったら、3年半も一気に縮まる感じ。ついこの間まで撮影していたかのような気持ちで役にすぐに入れました」と語り、速水に関する見どころについては「トオルさん演じる白鳥とのコンビネーション。いつもぶつかる二人だけど、いざ人の命を救うとなるとすぐにチームになる、そこが演じる上での楽しみですね」と話していた。

 ドラマは、海堂尊さんの長編小説が原作で、終末期医療を主としつつ周辺の死因不明遺体の検視も担う地方病院「碧翠院(へきすいいん)」を営む桜宮一族の謎に迫る医療ミステリー。終末医療の問題、ずさんな死因究明制度、地域医療の厳しい現実とジレンマなどが描かれ、鉄壁の絆とプライドで“ある秘密”を守ろうとする碧翠院の院長・桜宮巌雄(柳葉敏郎さん)と、田口&白鳥コンビとの鬼気迫るやり取りも見どころになるという。14年1月7日から毎週火曜午後10時~同54分。初回は15分拡大版で放送する。(毎日新聞デジタル)

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