倉木麻衣:実写版「魔女の宅急便」で主題歌書き下ろし

実写版「魔女の宅急便」の主題歌を書き下ろした倉木麻衣さん
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実写版「魔女の宅急便」の主題歌を書き下ろした倉木麻衣さん

 デビュー15周年を迎えた歌手の倉木麻衣さんが、2014年3月1日に公開予定の実写版「魔女の宅急便」(清水崇監督)の主題歌を担当することが10日、明らかになった。同作への思い入れが深いという倉木さんが作詞・作曲を手がけた主題歌「Wake me up」で、同日に初公開された本編映像とあわせてお披露目された。2009年の「PUZZLE」以来約5年ぶりに映画主題歌として楽曲を書き下ろした倉木さんは「『どんなことがあっても諦めずに、自分らしく頑張っていこうよ』という思いを込めて歌詞を書きました。サウンド的にも、(主人公の)キキちゃんがほうきに乗って空をさっそうと飛んで行く、そんな広がる空をイメージして歌わせていただきました」とコメントしている。

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 この日公開された予告編映像では、新人女優の小芝風花さん演じる主人公の魔女・キキがほうきにまたがって空を飛び回る姿や、尾野真千子さん演じるキキが居候するパン屋・おソノとのやりとりといった劇中シーンが描き出されている。満月の夜に、キキ(小芝さん)が相棒のネコ・ジジとほうきに乗って大空へ旅立つシーンからスタートし、「やりたいことはどんどんやってみたいの!」というキキのセリフとともに、修業先となる海辺の町コリコでキキが奮闘する姿が描かれる。

 さらに、おなじみの登場人物たちとのやりとりも公開されており、尾野さん演じるおソノや宮沢りえさん演じるキキの母・コキリもセリフを披露。キキが大きな茶色いほうきを折ってしまうシーン、広田亮平さん演じる少年・トンボと人力飛行機のシーン、劇場版アニメでは登場しないが、原作小説から映像化した獣医のイシ先生役を演じる浅野忠信さんの映像も盛り込まれている。

 「魔女の宅急便」は1985~2009年に全6巻が発表された角野栄子さんの児童文学。魔女のしきたりに従って、13歳で親元を離れた魔女・キキの成長を描く。1989年にはスタジオジブリの宮崎駿監督によって劇場版アニメ化され大ヒットを記録した。実写版の映画では、宮沢さんがキキの母・コキリ、筒井道隆さんが父・オキノ、尾野さんが海辺の町コリコでキキが居候するパン屋・おソノ、山本浩司さんがおソノの夫でパン職人のフクオを演じる。(毎日新聞デジタル)

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