浜松市のマスコットキャラクター「出世大名 家康くん」が18日、「ゆるキャラグランプリ2013」で準優勝に終わり“天下統一”を果たせなかったことを受けて、出家すると宣言。自慢のウナギをかたどったちょんまげを断髪し、“出家”大名と改名した。
ウナギノボリ
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家康くんは、ゆるキャラグランプリを前に8月6日に出陣式を行い、そこで優勝を宣言。万が一、優勝を逃した場合はちょんまげを落とし「出家大名」と改名すると公言していた。11月24日に開催された「ゆるキャラサミット」で同グランプリのインターネット投票の結果が発表され、優勝は栃木県佐野市の「さのまる」が獲得した。
無念の敗北をした家康くんは「暫定1位にややあぐらをかいてしまったところが否めない」と反省。2013ミス浜松グランプリの山本来音さんにより自慢のちょんまげを切られ、家康くんはわなわなと震えてショックを隠しきれない様子。その後、実際の徳川家康が「三方ケ原合戦」の敗戦の戒めとして書かせた「しかみ像」にちなみ、家康くんも同じく頬づえに足を組んだポーズで写真撮影に応じた。
家康くんは今後、浜松市の養鰻場でウナギ選別作業をしたり、同市の犀ケ崖資料館で座禅を組むなどして修行することを発表。「出家をし、修行をし、どうにかもう一度、頭に立派なウナギが生やせることを目指していきたい」と目下の目標を語り、来年のゆるキャラグランプリへの再挑戦も宣言。「このままでは終わらんのじゃ!」と語気を強め、「負けたままではおられぬからのー」と闘志を燃やしていた。
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