PS4:2カ月弱で420万台販売 過去最速のペースで推移

420万台を販売したソニー・コンピュータエンタテインメントの新型ゲーム機「プレイステーション4」
1 / 1
420万台を販売したソニー・コンピュータエンタテインメントの新型ゲーム機「プレイステーション4」

 昨年11月に米欧で発売されたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の新型ゲーム機「プレイステーション4(PS4)」の販売台数が発売から2カ月弱で全世界で420万台を突破(2013年12月28日現在)したことが8日、明らかになった。SCEのゲーム機としては過去最速のペースで推移しており、今年度の出荷計画500万台の達成を確実なものにした。

あなたにオススメ

 00年に発売されたPS2は、工場から出荷した段階での数を示す「生産出荷数」で数字を管理しており、半年間で約350万台、9カ月間で約640万台という実績があった。生産出荷数は、店頭での販売数とは異なるため単純比較できないが、販売数の方が少なくなる。今後はどこまで販売台数を伸ばすかに注目が集まりそうだ。

 PS4は、7年前に発売されたPS3を上回る高性能の家庭用ゲーム機。ゲームのプレー動画をネット上で共有できるなどのソーシャルネットワーク要素や、データ処理に負荷のかかる計算を別のコンピューターやサーバーにさせるクラウド技術を活用した。13年11月15日に北米で発売されると初日だけで100万台を売り上げ、欧州や南米でも発売されている。日本では2月22日に発売予定。

ゲーム 最新記事