タイバニ：老舗「ミステリマガジン」で特集　アメコミの側面から分析

　人気アニメ「TIGER＆BUNNY」（タイバニ）が、25日発売の「ミステリマガジン」（早川書房）2014年3月号 で特集されることが分かった。タイバニを“アメコミ”という側面から分析するほか、西田征史さんの脚本にも焦点を当てる。担当者は、企画意図を「『タイバニ』のファンにこんな見方があると知っていただきたいと考えて企画しました。ミステリマガジンの読者には、こういう世界もあると知っていただければ」と説明している。

ウナギノボリ

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　同誌は、1956年に創刊したミステリー小説の老舗専門誌で、これまで「探偵オペラ ミルキィホームズ」「名探偵コナン」などのアニメやマンガの特集をしてきた。今回の特集では、ミステリーやアメコミの評論家の堺三保さんが「タイバニとアメコミヒーロー」というテーマで寄稿しているほか、「タイバニファンに薦めるアメコミ・ガイド」を紹介。タイバニのほか、ミステリードラマ「実験刑事トトリ」（NHK総合）などの脚本を手がけた西田さんの作品を解説したり、五代ゆうさんと菅浩江さん、森奈津子さんがタイバニを語る座談会も掲載される。価格は920円。

　タイバニは都市・シュテルンビルトを舞台に、NEXTと呼ばれる特殊能力者たちがヒーローとなって街の平和を守る姿を描いた作品で、11年にテレビアニメが放送。劇場版アニメ最新作「劇場版　TIGER＆BUNNY−The Rising−」が2月8日に公開される。