TVタックル:初の枠移動で午後11時台に たけし「むしろやりやすい」

「ビートたけしのTVタックル」に出演する(左から)阿川佐和子さん、ビートたけしさん、大竹まことさん=テレビ朝日提供
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「ビートたけしのTVタックル」に出演する(左から)阿川佐和子さん、ビートたけしさん、大竹まことさん=テレビ朝日提供

 ビートたけしさんが司会を務める長寿トーク番組「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系、毎週月曜午後9時)が、4月クールから午後11時台の番組としてリニューアルスタートすることが30日、明らかになった。1989年7月から25年間にわたって同局の“月曜午後9時の顔”を務めてきたたけしさんは「何たってオイラの最長寿番組だからね、自分の顔とも言える」と思いを明かし、番組開始以来初めての枠移動に「これからはより広い視点に立ったテーマで番組を作っていくので、むしろやりやすい。大いにひんしゅくを買いたい」と意気込んでいる。

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 番組は、1989年7月に放送をスタートし、昨年8月には放送1000回を超え、今年は26年目に突入。政治・経済・社会問題を識者が討論する長寿トーク番組で、これまで多くの政治家や評論家、タレントが出演してきた。4月期からは、「アメトーーク!」「マツコ&有吉の怒り新党」などと同じ午後11時15分(一部地域を除く)からの番組として再出発。たけしさん、阿川佐和子さん、大竹まことさんというレギュラーメンバーはそのままに、映画監督や有名マンガ家、インターネット界で絶大な信頼を得る人気ブロガーなどフレッシュな顔ぶれも招き、トークバトルを展開する。

 たけしさんは「最近の硬直した政局が番組にも反映されてトークバトルがはじけづらかったりもした」と振り返り、リニューアル後には「国際的に活躍するトップアスリートや最先端を行く科学者や技術者を呼んでみたい。テーマはニュースをキーワードとして、何でもありでしょう。番組内の議論が世の中の議論となるような人騒がせな番組作りを目指したい」と“新生”「TVタックル」への思いを語っている。

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