マンガ新連載：「風夏」　人気作「涼風」主人公の娘がヒロイン

　雑誌やウェブで始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。人気恋愛マンガ「君のいる町」の連載を終えたばかりの瀬尾公治さんの恋愛マンガ「風夏（ふうか）」が、12日発売の週刊少年マガジン（講談社）11号で始まった。瀬尾さんのもう一つの代表作「涼風（すずか）」の主人公・秋月大和とヒロイン・朝比奈涼風との間に生まれた娘・風夏が登場する恋愛マンガだ。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　東京に引っ越してきたばかりの少年・榛名優（はるな・ゆう）はある日、ヘッドホンをした美少女とぶつかる。倒れた美少女にスマートフォンで撮影したと誤解されてしまい、スマートフォンを道路にたたきつけられ、壊された揚げ句、ビンタされてしまう。そして翌日、転校の手続きを終えた優が屋上に上がると、そこには昨日ビンタされた美少女の姿があった……という展開。

　◇週刊少年マガジン編集部　乙黒和彦さん

　「君のいる町」の最終回と同時に新連載「風夏」をスタートさせた瀬尾公治先生。間近で担当編集として毎週全力でマンガを描いている姿を見ると、「休んでもいいんですよ」と何度も言いたくなりました。しかし「楽しみにしてくれる読者のためだ」と、このとんでもない企画をどこか楽しみながら準備している先生から、マンガ家としての強い情熱を肌で感じることができました。そして、編集者として担当させていただけていることを誇りに感じます。今作の「風夏」ですが、「涼風」「君のいる町」と週刊少年マガジンでラブコメを楽しんできた読者の方の期待を裏切らないラブコメになっております。また、今の中高生に読んでもらいたい要素もたくさん考えております。ぜひぜひ一度週刊少年マガジンを手に取って読んでみていただければ幸いです。