注目の新譜：AKB48「前しか向かねえ」　大島優子センターのラスト曲はポジティブなパンクロック

　人気アイドルグループ「AKB48」が、ニューシングル「前しか向かねえ」（キングレコード）を26日に発売した。

ウナギノボリ

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　通算35枚目となるシングルのタイトル曲「前しか向かねえ」は、昨年末に行われた「第64回NHK紅白歌合戦」でグループ卒業を発表した最後の大島優子さんがセンターを務めることでも話題のナンバー。大島さんをイメージして制作された同曲のテーマは「別れ」ながらも、メロコア調で軽快なリズムが刻まれていくサウンドに新たな旅立ちを後押しする歌詞がはまり、ポジティブなパンクロックに仕上がっている。2曲目にはスピード感あふれるリズムで恋心を歌う同曲オリジナルユニットの「Smiling Lions」の「昨日よりもっと好き」が収録されている。

　今作は3曲目の収録曲が異なる3タイプでリリースされ、3曲目の楽曲を歌うためそれぞれオリジナルユニットが組まれている。タイプAには「Beauty Giraffes」が歌う「君の嘘を知っていた」、タイプBには「Baby Elephants」の「秘密のダイアリー」、タイプCには「Talking Chimpanzees」による「KONJO」をそれぞれ収録。

　シングル「前しか向かねえ」は収録曲のインスト含む全6曲入りで、初回限定盤・通常盤は3タイプともミュージックビデオを収録したDVDが付属し各1600円。DVDの内訳は「前しか向かねえ」と同ダンスバージョン、「昨日よりもっと好き」が全タイプ共通で、タイプAには「君の嘘を知っていた」、タイプBには「秘密のダイアリー」、タイプCには「KONJO」のミュージックビデオがおのおの収められているほか、各タイプごとに異なる企画映像も収録。封入特典として、初回限定盤には全国握手会イベント参加券が1枚、通常盤には生写真1枚がランダムに封入。初回限定盤・通常盤共通で「大島優子感謝祭」応募抽選券が期間限定で封入されている。