日本ゴールドディスク大賞:AKB48が史上初V3 昨年上回る最多9冠達成

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 「第28回日本ゴールドディスク大賞」が27日発表され、人気アイドルグループ「AKB48」が、1年間にCD、音楽ビデオ、音楽配信の正味売上金額が最も多いアーティストに贈られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門を受賞した。AKB48が同賞を受賞するのは3年連続3回目。過去に洋楽部門でセリーヌ・ディオンさんが1998~2000年に“3連覇”を記録しているが、邦楽部門では初の快挙となった。

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 さらに、AKB48は「さよならクロール」で4年連続の「シングル・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、同曲や「恋するフォーチュンクッキー」、「ハート・エレキ」などで、売り上げ上位5作品に贈られる「ベスト5シングル」も独占。ともに3年連続の快挙で、「恋するフォーチュンクッキー」は「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」「ベスト・5ソング・バイ・ダウンロード」にも輝き、昨年の8冠を上回り合計で9冠を達成した。

 AKB48のメンバーは「売り上げや記録にこだわって活動してきたわけではありませんが、たくさんの方に自分たちの曲を聴いていただき、手に取っていただき、愛していただいているのかなと思うと、とてもうれしくて光栄です」と喜びのコメント。「これからも応援してくださる皆さんに元気や笑顔を届けられる活動を続けていきたいと思っています。一生懸命、日々精進しますので、2014年もAKB48の応援をどうぞよろしくお願いいたします」とファンにメッセージを送った。

 日本ゴールドディスク大賞は、総出荷数から返品数を差し引いた客観的なCD、ビデオなどの正味売り上げ実績と有料音楽配信の売り上げ実績を選定基準とし、その年のレコード産業に大きく貢献したアーティストと作品を顕彰するもので、1987年に制定された。今回の対象期間は2012年11月1日から13年12月31日まで。AKB48の総売り上げは、アルバムが30万6829枚、シングルが991万8479枚、音楽ビデオが75万771枚、音楽配信が403万9696ダウンロードだった。

 「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の洋楽部門は、英国の人気音楽オーディション番組から生まれた男性5人組ポップグループ「ワン・ダイレクション(1D)」が初受賞。「アルバム・オブ・ザ・イヤー」は邦楽部門が「嵐」の「LOVE」、洋楽部門が1Dの「TAKE ME HOME」で、期間中にデビューしたアーティストを対象とした「ニューアーティスト・オブ・ザ・イヤー」は邦楽部門がクリス・ハートさん、洋楽部門が英ガールズグループ「リトル・ミックス」がそれぞれ受賞した。

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