篠田麻里子:悪女役に初挑戦「二面性見て」

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 元AKB48の篠田麻里子さんが、4月放送の2時間ドラマ「銭女(ぜにじょ)」(フジテレビ系)で悪女役に初挑戦することが20日、明らかになった。バブルの時代に銀行・証券会社をだまして融資を受け、バブルの崩壊とともに人生の歯車を狂わせた二人の女性の半生を描く物語で、女優の渡辺えりさんが主演する。篠田さんは、料亭に勤め、女将(おかみ)を裏で操る女性・白石美保を演じ、「美保が見せる二面性を見ていただきたい」と話している。現在の美保はかたせ莉乃さんが演じる。

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 ドラマは、2013年6月に放送された藤山直美さんの主演ドラマ「鬼女(きじょ)」に続く「希代の悪女シリーズ」の第2弾で、バブル期に起きた実際の事件を参考にした完全オリジナル作品。渡辺さんは料亭の女将・蓮見恵を演じ、西村雅彦さん、北村有起哉さん、朝丘雪路さん、富士眞奈美さんらも出演する。

 「バブルを知らない」という篠田さんは、当初「知らない時代の話を演じるのは難しいと思いました」と振り返り、「当時の話を周囲からいろいろと聞いたり、はやったものを見て勉強しました」と明かした。また悪女役について「最初はすごく悪女だなと思ったんですが、よくよく(台本を)読んでみると、本当は純粋で一生懸命な女性だったんだなと思いました」といい、演じるにあたっては「何も考えなかったです。純粋な役だからこそ自分が純粋にくみ取ったことをやってみようと思いました」と話した。料亭に勤めるという役柄から20着以上もの着物を着て撮影に臨んだという。

 また初対面の渡辺さんについて「演技をする前に一緒に練習してくださったりとか、アドバイスをくださったり、本当のおかみさんと美保との関係のようでとても良くしてくださったのでありがたかったです」とコメント。一方、渡辺さんは、篠田さんについて「これまで一つの世界でやってきて、知らなかったことが多かったと思いますが、これからいろいろ吸収して、いい役者さんになってほしいと思います」とエールを送った。4月11日午後9時~同10時52分に放送。

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