テレビ質問状:ノンフィクションW「日本画修復師・西尾喜行」 米国で日本の美術品を守る活動を追う

ノンフィクションW「アメリカで時を止める男 日本画修復師・西尾喜行」の一場面
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ノンフィクションW「アメリカで時を止める男 日本画修復師・西尾喜行」の一場面

 WOWOWは、毎週金曜午後10時に「ノンフィクションW」枠を設け、オリジナルのドキュメンタリー番組を放送中だ。この枠では、見る人を新しい世界へと誘うフルハイビジョンの“ノンフィクションエンターテインメント”番組をWOWOWプライムで毎週、テーマを変えて放送している。3月28日に放送される「アメリカで時を止める男 日本画修復師・西尾喜行」を担当したWOWOW制作部の片桐大輔チーフプロデューサーに、番組の魅力を聞いた。

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 −−番組の概要と魅力は?

 米国で日本画や東洋絵画を修復する独立民間工房の修復師・西尾喜行が海外に流出している日本の美術品を大切に守り続けるために取り組む活動に密着している番組です。

 −−今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?

 「なぜ、海外で日本画を修復するのか?」というシンプルな疑問からです。海外で日本画を修復する意味を追いかけたいと思いました。

 −−制作中、一番に心がけたことは?

 西尾さんが修復という作業を通じて、米国で何を伝えようとしているのかを丁寧に追いかけたいと思いました。

 −−番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは?

 大雪で現地のフライトが大きく影響を受けたこと。

 −−番組の見どころを教えてください。

 やはり西尾さんの修復の技術により、損傷の激しい貴重な美術品が数百年前の色鮮やかな姿を取り戻していくところです。ひたすら根気強く作業する姿や想像もつかない手法で修復する様子は必見です。

 −−視聴者へ一言お願いします。

 西尾さんは米国で活躍しながら、日本ではあまり知られずに日本の文化芸術に多大な貢献をされている方です。ぜひその活動をご紹介できれば幸いと思っております。

 WOWOW 制作部 チーフプロデューサー 片桐大輔

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