琴欧洲:引退後は阿部寛に弟子入り? 「これからも胸を借りたい」

映画「テルマエ・ロマエ2」の完成披露イベントに登場した元大関の琴欧洲さん
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映画「テルマエ・ロマエ2」の完成披露イベントに登場した元大関の琴欧洲さん

 20日に現役引退を発表した元大関の琴欧洲さんが26日、六本木ヒルズアリーナ(東京都港区)で行われた人気実写映画の続編「テルマエ・ロマエ2」(武内英樹監督、4月26日公開)の完成披露イベントに、俳優の阿部寛さん、女優の上戸彩さんらと登場。古代ローマのグラディエーター(剣闘士)役で演技に初挑戦している琴欧洲さんは、上戸彩さんに「ステキだった」と褒められるとニッコリ。俳優への再挑戦を聞かれると「(機会があれば)また阿部さんの胸を借りたい」といい、阿部さんに向け「お願いします」と頭を下げた。

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 今後は、親方として後進の指導にあたる予定の琴欧洲さんだが「まずはゆっくりと休みたい」と心境を告白。上戸さんから「時間ができたら温泉にでもつかってゆっくりしてほしい」とねぎらいの言葉をかけられる一幕もあり、最後には「僕自身は横綱になれなかったけれど、この『テルマエ・ロマエ2』は映画界の横綱になってほしい」とエールを送った。

 映画は、ヤマザキマリさんの人気“風呂”マンガを、俳優の阿部さん主演で実写映画化した「テルマエ・ロマエ」の続編で、斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで、一躍人気者となったルシウス(阿部さん)が、コロッセオに剣闘士の傷を癒やすテルマエ建設を命じられ、再び現代日本へとタイムスリップし、お風呂専門雑誌のライターに転向していた真実(上戸さん)と再会する……というストーリー。阿部さんは「ブルガリアに見上げるような大きなセットを作って、『ベン・ハー』のようなハリウッドの大作に出演しているかのような気持ちになった」と撮影を振り返り「前作よりも面白いと迷いなく言える。劇場でみなさんをお待ちしてます」とファンに呼びかけた。

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