元TBSのアナウンサーでタレントの小島慶子さんが29日、東京都内で行われた女性ファッション誌「Oggi」(小学館)のファッションイベント「Oggi Fashion College(オッジ ファッション カレッジ)」に登場。今年から「自分の生まれた場所であるオーストラリアのパースに一家で引っ越した」という小島さんは、「昨年、夫が仕事をやめて。節目を迎えたので、せっかくだからと決めた」と移住の背景を明かした。現在は小島さんが一家の大黒柱で、「仕事があるときは日本に来て、また帰るという生活をしています」と語り、「思いも寄らなかった展開だけどよかった」と笑顔で話した。
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移住については、当初「私は及び腰で、バラバラに過ごす期間が増えると寂しいと言っていた」という小島さん。しかし、「夫が大丈夫だよって乗り気だったので、やってみました。ときには人に巻き込まれてみるのも楽しい」と充実の表情で、同地を選んだ理由を「父の転勤先で3歳まで暮らした。自分に縁があるし、のんびりした国でいいと思った。子供たちも『ママの生まれた町だから』って安心しているみたい」と語った。
オーストラリアでの生活を「東京で手に入るものよりは少ないですが、不便でもなく、海や山があって自然が豊か」といい、「あちらにいる間は執筆くらいしか仕事はないんですが、休みの日はビーチに行ったり、水族館や動物園にいったり、眺めのいいところにいったりしています」と満喫している様子。また「オーストラリアは多文化政策でいろんな人種がいる。多文化社会の中に身を置いていると、変わっていることは当たり前。日本にいると『同じ』だと思い込みすぎて、お互いに窮屈になるけれど、そういう世の中がみんな生きやすいのかもしれない」と新たな発見もあったようだ。
「Oggi Fashion College」は同誌と丸の内商店会が共同で展開している、働く女性のためのファッションキャンペーン「2014 Spring Oggi meets Marunouchi」の一環として開催。イベントではOggiモデルのファッションショーや、佐々木希さんのトークショー、同誌のスタイリストによるスタイリング講座なども行われた。