キャプテン翼:W杯期間中に上野で大規模企画展 高橋陽一「みんなに勇気とやる気を」

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 高橋陽一さんの人気サッカーマンガ「キャプテン翼」の企画展「ボールはともだち。キャプテン翼展」が6月14日~7月6日に上野の森美術館(東京都台東区)で開催されることが7日、明らかになった。同日東京都内で行われた会見で、高橋さんは「こういった大規模な展覧会をずっと開きたいと思っていた」といい、「日本中がワールドカップで盛り上がっている期間なんで、みんなに勇気とやる気を与えられるような空間にしたい」と意気込みを語った。

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 企画展では、主人公・大空翼が成長していく姿を、名シーンとともに振り返る数々の原画に加え、高橋さん描き下ろしの巨大イラストや日本代表ユニホームを着た翼の等身大フィギュア、作品の舞台となった南葛市のジオラマなどが登場する。

 会見には、高橋さんのほか、スペシャルサポーターに就任したサッカー元日本代表の宮本恒靖さんも出席。小学生のころから「キャプテン翼」のファンで、翼たちのプレーも「学校でよく試してみた」という宮本さんは、「特に印象に残っているのは三杉君がオフサイドトラップを仕掛けるシーン。味方を助けるためにこんな頭脳プレーがあるんだって、すごく心に響いたのを覚えているし、その後の自分のプレースタイルにもつながった」と振り返り、「こうやって翼君に携わることができて、とても光栄です」と喜んだ。

 また「ワールドカップで活躍を期待する選手は?」との問いには、宮本さんは「点が取れないと試合に勝てないので香川(真司)選手や岡崎(慎司)選手」と答え、一方、高橋さんは「香川選手は翼君みたいだし、本田(圭佑)選手は日向君みたいだし、長友(佑都)選手は石崎君みたいだから、彼らには頑張ってほしい」とエールを送っていた。

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