コーエーテクモゲームスの人気歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」が、スマホ向けカードゲームになることが10日、明らかになった。タイトルは「モバノブ」で、「モバプロ」「モバサカ」などを手がけるモブキャストと共同開発した“携帯合戦シミュレーションゲーム”。同日から事前登録を開始した。
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「信長の野望」は1983年に第1作を発売し、これまでにシリーズ14作を発売している大ヒット歴史シミュレーションゲーム。「モバノブ」では、「信長の野望」のリアルで重厚な世界観はそのままに、モブキャストが「モバプロ」「モバサカ」で培ったゲームエンジンを融合したシミュレーションゲーム。“1日5分で楽しめる戦国国盗りバトル”をテーマに、幅広いユーザーに向けて展開する。
プレーヤーは戦国大名の1人となって、自分の軍団と戦術を作成し、全国のプレーヤーと合戦を繰り広げながら、天下統一を目指す。合戦の結果に応じて、所属するリーグの順位が変動するなど、領地拡大をめぐってプレーヤー同士が競い合って楽しめる。300人以上の戦国武将カード、100種類以上の陣形戦術が登場。
コーエーテクモゲームスの襟川陽一社長は「『信長の野望』は昨年がちょうど30周年。31年目で新しいことをやりたいと考えていた。スマホゲームで新しい面白さを創り出していくのが狙いですので、非常に期待しています。『信長の野望』はいろいろなタイプのゲームで展開してきましたが、スマホの分野にアプリとして初めて進出する。SNSと融合した新しい遊び方を楽しんでほしい」と呼びかけた。
また、モブキャストの藪考樹社長は「コーエーテクモゲームスさんと一緒にやらせていただいて感無量。個人的にも期待しているタイトル。ユーザー同士が楽しめる要素がふんだんに盛り込まれている。新しいプラットホームに最強のゲームが展開されると思っています」と自信をみせた。
「モバノブ」は5月15日からモブキャストのプラットホームや本サービスを開始。動作環境はiOS5.0以上、Android2.3以上。基本無料で一部課金あり。事前登録をすると「独眼竜・政宗」が、SNSで「モバノブ」を“拡散”すると、さらに「竜の右目・片倉景綱」が配布されるキャンペーンも実施する。
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