石坂友里:リチャード・ギア版“寅さん”のマドンナ役に

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 モデルで女優の石坂友里さんが、米俳優のリチャード・ギアさんが映画「男はつらいよ」の寅さんに扮(ふん)する炭酸飲料「オランジーナ」(サントリー食品インターナショナル)の新CMにマドンナ役で出演することが10日、明らかになった。15日から全国で放送される。

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 「男はつらいよ」は、69年から26年間に48作品が公開された人気映画シリーズで、日本各地を舞台に、そこで出会ったマドンナとの恋愛模様を繰り広げながら展開する人情劇。山田洋次さんが原作、脚本、監督を手掛け、渥美清さんが主演を務めた。同CMシリーズでは、山田監督が寅さんをモデルにした映像化を許可するとともに企画内容や演出への指導も行っている。

 石坂さんが登場する新CMはシリーズ第7弾「乗り遅れたムッシュ」編。列車内で車窓を眺めながら泣いている女の子(石坂さん)の姿に気付いたTORA(ギアさん)が、停車した駅でひそかに同商品を購入して元気づけようと試みるが、思いがけず列車が発車。乗り遅れてしまったTORAは、慌てて列車を追いかけるが……という内容が描かれている。

 石坂さんはマドンナ役への抜てきに「オランジーナは元々大好きな飲み物でしたし、CMも素敵だなと思って見ていたので、そんな作品に自分がマドンナとして出演することができて本当に光栄で、とてもうれしかったです」と喜び、ギアさんの印象について「お会いする前はとても緊張していましたが、TORAさんの役柄同様、ホントに優しい方でしたので、とてもリラックスして撮影することができました」とコメントしている。

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