女優の小泉今日子さんと俳優の中井貴一さんがダブル主演する連続ドラマ「続・最後から二番目の恋」（フジテレビ系）が17日スタートする。2012年1～3月に放送された連続ドラマの続編で、小泉さんと中井さんが、“足して100歳”になった大人の2人の恋模様を演じる。

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　12年1月から放送された「最後から二番目の恋」は、小泉さん演じる独身のテレビプロデューサー・吉野千明と、中井さん演じる妻に先立たれた子持ちの鎌倉市役所職員・長倉和平が鎌倉で出会い、次第に恋に発展していくという“大人の青春”を描いたラブストーリー。互いに少しずつ引かれ合いながらも、会えば口論の絶えない千明と和平のコミカルな掛け合いが話題を呼んだ。同年11月にはスペシャルドラマも放送された。

　続編の脚本は前回と同様、連続テレビ小説「おひさま」（11年）を手がけた岡田惠和さん。千明が48歳、和平は52歳で“足して100歳”になったが、話せばすぐに口げんかになるという2人の関係性は相変わらず。長倉家の長男・真平（坂口憲二さん）、長女・典子（飯島直子さん）、次女・万理子（内田有紀さん）も健在で、新キャストとして女優の長谷川京子さん、柴田理恵さん、俳優の加瀬亮さんが加わる。撮影はフランスでスタートした。

　第1話は15分拡大版。JMTテレビに勤務する千明は副部長に昇進し、ドラマの制作現場から離れていた。ある日、仕事でフランスに飛び立った千明は、たまたま出張でニースに来ていた和平と落ち合い、つかの間のバカンスを楽しむ。帰国後、千明が仕事を終えて帰途につこうとしたとき、千明の前に元彼が現れる。彼はその昔、同棲（どうせい）3日目で、「ごめん、無理」とポストイットに書き置きをして千明の前から姿を消した「ポストイットの彼」だった……というストーリー。フランスのノートルダム寺院前、エッフェル塔前広場、シャンゼリゼ通りなどで撮影されたシーンも登場する。毎週木曜午後10時放送。