能年玲奈:実写「海月姫」でオタク女子に

映画「海月姫」に主演する能年玲奈さん(左)と、(中央上段から)菅田将暉さん、長谷川博己さん、(中央下段から)池脇千鶴さん、太田莉菜さん、篠原ともえさん、「アジアン」の馬場園梓さん(C)2014映画「海月姫」製作委員会(C)東村アキコ/講談社(C)LesPros entertainment.Co.,Ltd.
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映画「海月姫」に主演する能年玲奈さん(左)と、(中央上段から)菅田将暉さん、長谷川博己さん、(中央下段から)池脇千鶴さん、太田莉菜さん、篠原ともえさん、「アジアン」の馬場園梓さん(C)2014映画「海月姫」製作委員会(C)東村アキコ/講談社(C)LesPros entertainment.Co.,Ltd.

 東村アキコさんの人気マンガ「海月姫」が実写映画化され、女優の能年玲奈さんが主演することが17日明らかになった。クラゲをこよなく愛するオタク女子を演じる能年さんは「私もクラゲを見るのは好きですし、あとウミウシも好きです」といい、「そんなところから入っていけたらいいのかな?と思っています。頑張らせていただきます」と“能年節”で意気込みを語っている。

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 「海月姫」は、マンガ誌「Kiss」(講談社)で2008年から連載されており、コミックス13巻までで累計発行部数270万部を突破する人気作。2010年には第34回講談社漫画賞少女部門を受賞し、同年10~12月にテレビアニメ化された。「男を必要としない人生」を掲げ自らを「尼~ず」と称するオタク女子たちが暮らす男子禁制のアパート・天水館が舞台。そこに、ある日、美しい女装男子が現れたことで、住人たちが少しずつ変化していく……というストーリー。

 天水館に出入りする女装男子・蔵之介役で菅田将暉さん、その異母兄・修役で長谷川博己さん。天水館に暮らす「尼~ず」のオタク女子メンバーとして、池脇千鶴さん、太田莉菜さん、篠原ともえさん、お笑いコンビ「アジアン」の馬場園梓さんも出演する。メガホンは「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」「ひみつのアッコちゃん」の川村泰祐監督が取り、脚本は「私の優しくない先輩」の大野敏哉さんが担当。衣装デザインはきゃりーぱみゅぱみゅさんの衣装を手がける飯嶋久美子が務める。

 原作の東村さんは「実写化不可能と思っていたこのマンガが、最高のキャストでまさかの映画化!! 私も息子もアシスタントさんたちもみんな能年さんの大ファン! 能年さんに決まったと聞いたときは、みんな、締め切りを放り出して近所の赤ちょうちんに乾杯しにいきました!!」と喜びのコメント。能年さんは作品の魅力を「尼~ず」といい、自身も「チューチューオタク」と告白。「実家ではタオルケットのことをチューチューと言っている」といい、普段から手放せず「撮影の時も持って行っています」と自身の“癖”を語っている。

 映画は12月公開予定。

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