お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右さんが8日、東京都内のスタジオで劇場版アニメ「それいけ！アンパンマン　りんごぼうやとみんなの願い」（7月5日公開）の公開アフレコを行った。アンパンマンの魅力について、岡田さんは「芸人で言うたら、ちゃんと下積みをしているヒーロー。裏でちゃんと努力してる」と絶賛。自身の下積み時代について聞かれると「裏でお偉いさんに思いっきりゴマすっています！　私はお笑い研究担当じゃない、『ますだおかだ』の広報ですから。それをきちっとやっての今ですから！」と胸を張ってみせ、スタジオ中の笑いを誘った。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「りんごぼうやとみんなの願い」は、劇場版「それいけ！アンパンマン」の26作目で、昨年亡くなったやなせたかしさんの最後の絵本「アンパンマンとりんごぼうや」が原案。やなせさんが2012年から取り組んできた東日本大震災の復興3部作のラストを飾る作品で、テーマは「望郷」と「ふるさとの再建」。女優の井上真央さんが、真のヒーローへと成長する「りんごぼうや」役でアニメ声優に初挑戦することでも話題を集めている。

　岡田さんは「私の仕事でこんなに家族がざわついたのは初めて。ある意味認めてくれた」と、出演に大喜び。悪役・黒マジョのマジョーラを演じることについては「女性役の声を出すのが難しかった。番組で共演している人しか参考になる人いないから、初めクリス松村さん、途中ではるな愛ちゃんになって、最後おすぎとピーコになった……」と苦労を語ったが「自分の中では満足した。劇場でちゃんとできてるか、皆さんに判断してほしい」と自信を見せていた。