ゲーム1週間：SCE、中国へ　マリオとベンツがコラボ

　1週間のゲームのニュースをまとめて紹介する「ゲーム1週間」。今回（24～30日）は、ソニー・コンピュータエンタテインメント（SCE）の中国進出のニュースや、スーパーマリオとベンツがコラボした話題などが注目を集めた。

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　25日、SCEが中国でゲーム事業を展開することが明らかになった。中国・上海の政府系企業「上海東方明珠」が発表したもので、両社は22日、合弁会社を設立することで合意した。設立される合弁会社は2社で、ゲーム機を製造・販売するSCE上海（仮称）と、ソフト販売とライセンス事業を手掛ける上海東方明珠索楽。中国で発売されるゲーム機の種類、時期は今後発表するという。

　29日、1985年に発売され大ヒットしたファミリーコンピュータ向けアクションゲーム「スーパーマリオブラザーズ」（任天堂）とベンツのコンパクトSUV「新型GLAクラス」がコラボすることが分かった。同ゲームの「1−1」ステージにドット絵で再現された新型GLAクラスが登場し、マリオが乗り込んで冒険するCM「GO！　GLA」の映像も公開された。

　小学低学年女児を中心に人気を集めているカードゲーム「アイカツ！」のキャラクターがプロジェクションマッピングやホログラム映像で登場するライブ「アイカツ！LIVE☆イリュージョン」が8月16～20日に東京国際フォーラム（東京都千代田区）の展示ホールで開催されることが分かった。トークやファッションショーも予定している。1日に2～4公演が行われ、入場者にカード3枚をプレゼントするほか、限定グッズを販売する。

　会津若松城や名古屋城など日本の名城を擬人化した美少女キャラクターが登場するソーシャルゲーム「城姫（しろひめ）クエスト」が今夏、グリーでサービスが開始されることが分かった。プレーヤーは“城主”となり、名城を擬人化した“城姫”を育成しながら、敵の城と戦う。マンガ誌「月刊コミック電撃大王」（KADOKAWA）で2013年10月から連載中のマンガ家やイラストレーターが描いた城姫を公開する企画と連動しており、今後は同誌で小説版の連載も予定している。